自ら掴む女性の本当の幸せ 最終回 起業のキッカケ

取材

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自ら掴む女性の本当の幸せ 最終回 起業のキッカケ

名古屋TERACOYA パネルディスカッション

 

2015年12月26日に開催された日本最大級の起業家イベントTERACOYAで、起業を通して手に入れた女性の本当の幸せをテーマに、女性起業家5人によるパネルディスカッションが行われました。
女性の起業を成功させ、本当の幸せを手に入れるヒントが提示されたこのパネルディスカッションの様子を4回に分けてお伝えします。
最終回の第四回目は「失敗を乗り越える方法」です。

 

第一回目「起業のキッカケ」はこちらをご覧ください。

第二回目「女性と仕事のバランス」はこちらをご覧ください。

第三回目「起業と人間関係」はこちらをご覧ください。

 

パネリストは、株式会社アクションパワー代表取締役大津たまみさん、株式会社つづみプロジェクト代表取締役冨田鼓さん、ビューティリア代表宮本佳実さん、株式会社キャスター取締役本林早苗さんの4名、モデレーターは株式会社ハグニケーションズ代表取締役高木さと子さんが務めました。
モデレーターからの質問にパネリストが順に答えて行く形式で進められ、起業のキッカケに始まり、お話は今後の事業の展望にまで及びました。

 

失敗のない起業なんて、まず存在しないでしょう。

パネルディスカッションの終わりは、失敗した時にどう乗り越えて来たのか、その方法について、パネリストの皆さんから聴くことが出来ました。

 

私の場合は、失敗というより、最初の頃はお金の工面に苦労しました。

出来るだけ借金を避けたいと思っているので、貴金属を売り、保険を解約してしのぎましたが、それでも貧困状態が続きました。

自分の母親が見かねてお金を出してくれたのですが、どうしてもそれを使うことが出来ませんでした。

そのお金は、結局次の事業展開に使いました。(大津さん)

 

空腹を公園の水道の水を飲んでしのいだこともあるという大津さん。

そんな時に支えとなったのは、周りの人からの言葉だったと言います。

 

周りの人たちから「あなたなら出来る!!」と、言ってもらえたことが、本当に心強かったです。

そう言ってもらえたことで、頑張って来れたんだと思います。

女性には無借金であることが必要だという考えが私の中にはあるので、とにかく借金せずに頑張って来ました。(大津さん)

 

富田さんの乗り越え方は、人間関係の乗り越え方と通じるところがあるようです。

 

私には、若い頃に辛いことがたくさんあったんです。

それに比べたら、こんな失敗や苦労は大したことじゃない!大丈夫!!と、自分を励ましました。

子供は学校が終わると児童クラブで過ごしていましたが、頑張ってね!と言ってくれて、その言葉にはとても励まされましたね。(富田さん)

 

宮本さんは、離婚後一人で頑張ってきたところがあり、孤独に耐える作業が必要だったようです。

 

私の場合、離婚後の独立だったため、不安に襲われることはたくさんありました。

クローゼットの中で体育座りして泣いたこともあります。

何かしていないといられない気持ちにもなり、ブログで発信することで気を紛らわせていました。

失敗したり、仕事が大変な時は、俯瞰して見るようにしています。

自分や自分のしていることを離れて見ることで、冷静になれるんです。(宮本さん)

 

本林さんは、家事を積極的にこなしてくれるご主人と、お子さん3人と暮らしていますが、ここまでになるには、やはり紆余曲折あったようです。

 

実は、夫から離婚の話しが出たこともあります。

仕事と子供、どちらを取るのかと夫から聞かれた時、私は迷わず仕事と答えました。

夫はしばらく考えた結果、折れてくれました。

その時に家族の年表作りをしました。家族のリスタートを意識的に行ったんです。(本林さん)

 

夫婦で家族の将来に向き合ったからこそ、今の成功があるのですね。

女性の起業と家族の協力は、切っても切れないものだと私も感じています。

ここが上手く出来ている本林さん。本当にすごい女性だなと思います。

 

モデレーターの高木さんからは、多くの働く女性の話を聞いた経験から、次のようなお話がありました。

 

女性は何につけても、家族の話になる傾向があります。

それだけ女性にとって家族は重要なものなんですね。

理想的な関係は、自立した者同士がお互いに支援し合う形です。

この形になることが、仕事も夫婦関係も、上手く行くコツじゃないかと思います。(高木さん)

また、自身の起業経験から、こんなお話も聞くことが出来ました。

失敗しても、苦労があっても、続けていられるのは、心が折れてないからですよね。

芯の部分が折れてないから、みんな続けているんだと思います。

私が起業するきっかけとなったのは、主人が病気になり、亡くなったことですが、その時息子は中学2年生でした。

その息子が、自分が働くと言って、履歴書を書いていたんです。驚きました。

そんなことを考えるなんて、息子ってすごいなって思いました。

そういう家族の言葉や行動に支えられて、心折れることなく頑張っているんですよね。(高木さん)

 

今後の活躍がまだまだ期待される5人の女性起業家のお話を通して、女性の本当の幸せが「家族の幸せ」と切り離せないものであることを改めて認識しました。

家族を想い、家族の協力を得ながら起業することが、女性起業家の成功には欠かせないポイントなのかもしれません。

女性の起業がもっともっと増えれば、ワークライフバランスの解決にもつながるのではないか。そんな期待を抱いた名古屋パネルディスカッションでした。

女性の起業が、日本の未来を明るくすることは間違いないでしょう。

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