行政書士開業で手に入れた43のリスト 07環境が変わると考え方が変わる

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リスト07 開業1ヶ月前

環境が変わると考え方が変わる

会社を辞めて、事務所を借りて、数百万かけてリノベーションをしていると、これがほんの2ヶ月の間に起こったこととは思えないくらい、自分の目の前の景色が変わりました。
今まで読んだことのなかった経営に関する記事に目が留まったり、政府のデータを調べるようになったり、セミナーや交流会にも出るようになっていたので、会社員ではない人たちと知り合う機会もできました。
もともと会社の中の飲み会も、ほぼ断っていた付き合いの悪い人間でしたので、開業準備中の出来事は、すべてが新鮮でした。

大前研一さんが「自分を変革する3つの方法」というのを書いています。

自分を変えるための簡単な方法は、

①時間配分を変える
②住む場所を変える
③付き合う人を変える

という、3つのことのようです。

(出典:PRESIDEND online http://president.jp/articles/-/17083)

私の場合、開業準備中に①と③を実行したことになります。
今まで行かなかったセミナーや交流会に時間を使うことは、まさに①に当たります。
また、会社を辞めたことで、明らかに周りの人間が変わりました。③です。
この環境の変化は、確かに自分自身の考え方を変えたと感じています。

一番変わったのは、より能動的になり、数年後を見据えたゴールが、より具体的になったことです。
会社員の時も、割と厳しい管理シートの作成を要請されましたが、事務所を経営するとなると、管理だけでは済まされません。
今まで経験のない、自分で売上を上げて継続させる必要があるのです。
そのために何をしたらいいのかも分かっていませんでしたが、相当な緊張感がありました。
とりあえず、先輩方の話をたくさん聞きに行こうと考えたのが、セミナーや交流会に参加した理由です。

出会ったほとんどの人が、自分と同じ開業準備中の人で、その時には仲間ができたような感覚が嬉しく感じられました。
今思うと、開業することで、かなり舞い上がっていたのでしょう。
もちろん、仲間たちも舞い上がっていたはずです。
開業の夢を語ったり、二度目に会う人には、ホームページやパンフレットを見てもらったり、感想や意見を聞くことが「良い時間を過ごした」と感じさせてくれました。
冷静に考えれば、まだ開業していない人に意見を求めても、おそらく正解はもらえません。
夢をいくら語り合っても、それが実現可能なのかどうかは、同じレベルの人には判断できません。
開業前や開業直後には、それが分からないのです。

冷たいようですが、やはり「付き合う人」は重要です。自分を変えるポイントの1つでもあるのですから。
あまり同じレベル人とばかり話して楽しむのではなく、自分の少し前を行っている人、自分のかなり先を行っている人を見つけて、怒られてもいいから、色々聞いてみるといいでしょう。
私も開業当初、複数の先輩から怒られたものです。

開業後何年かが過ぎ、開業前の方から質問を受ける立場になりましたが、私の周りにも、開業前の方から質問されると、お説教を始める人がいます。
何度かお説教の現場を目にして思うのは、質問をする方の態度にリスペクトが感じられず、確かにお説教もしたくなるかもしれないな、ということです。
となると、開業当初怒られた私にも、質問の仕方に何か問題があったのでしょう。
開業者がお説教される現場を見るたびに、過去の自分を反省しています。
それでも、先を行っている人には色々聞いてみるといいと思います。
優しい方もいるので、自分の方向性を決めるような言葉がもらえることもあります。

開業3年目が終わる頃、私は住む場所も変えました。まだまだ自分が変革して行くことが予想されます。
開業というのは、単なる経済活動の形ではなく、自分自身の運命を変える、とても大きな出来事です。
大きく変えるためには、大きく動くことが必要と思うかもしれません。

ところが変わるきっかけは、実は小さなことの積み重ねです。
まずは、日々の時間配分を意識することが大切なのでしょう。
無駄な時間、やりたくないことをしている時間、振り回されている時間が、かなりあるはずです。
そこを少しずつ変えていくことが、最終的には、売上の変化にもつながるはずです。

 

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