行政書士開業で手に入れた43のリスト 11自ら動き出すことで、仕事も動き出す

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リスト11 開業4ヶ月目

自ら動き出すことで、仕事も動き出す

年の瀬も押し迫る中、私は焦っていました。

今思えば、開業たったの3ヶ月の行政書士が専門を持たないことなど、まったく珍しくないことですが、当時は、専門を持てないから活動に脈絡がなく、仕事につながらないのではないかと悩んでいました。
そんな時、私が相談に乗っていただいたのが、資金調達のコンサルの先生でした。

会社設立や起業支援に興味があった私は、開業直後の9月に、創業融資の講座に参加しました。
5時間か6時間という長丁場の講座で、資金調達の基礎について、じっくり学ぶことができました。
その中で、「経営者の一番の悩みは資金調達だ」という言葉が印象に残り、私は資金調達の勉強会に定期的に参加することを決めました。

会費制の勉強会だったこともあり、どうやったら創業融資の仕事が取れるのかなど、集客に関する質問も積極的にさせてもらい、一般的な集客が次の流れであることを知りました。

例えば「創業融資」の仕事につなげたいならば、

  1. ホームページの中で「創業融資」に関する無料レポートを発行する
    ※レポート希望者にメールアドレスと名前を送信してもらい、レポート送信する
  2. 1で取ったリスト(メールアドレス)に対し、定期的にメルマガを発行する
  3. メルマガの中で「創業融資」に関するセミナーに誘導する
  4. 参加者から「創業融資」を依頼されるようなセミナーを開催する
  5. 1~4を繰り返すことで、リストを増やし、依頼につながる人数を増やす

これは、マーケティングの本を読んでも書いてある方法で、ネット上で自分の商品・サービスを売りたい場合、この流れを使うのは一般的なようです。(もちろんこれは、今でも使える方法です)

一番大事なのは①の「リストを取る」という作業です。
この場合は「創業融資」に関するレポートを無料で配布することで、「創業融資」に興味がある人のメールアドレスが手に入れられます。
手に入れたアドレスに発信することは、自分の商品・サービスである「創業融資サポート」に興味がありそうな人たちに絞った形の告知につながります。

つまり、効果的な告知ができる、というわけです。

結果を考えていても仕方がないので、まずは「公庫から無担保無保証で300万円の融資を受けるためのポイント」をまとめた無料レポートの作成に取り掛かりました。
開業3ヶ月で知識不足な点は、資金調達のコンサルの先生にアドバイスをいただき、作り上げました。

最初はA4に14枚だったレポートも、アドバイスを受けてより分かりやすい説明に書き直し、書き足して行くうちに、A4に31枚となりました。ポイントごとに注意点をまとめ、ターゲットも女性起業家に絞り、女性ならではの事業の作り方や、注意点についても書きました。

10日間集中的に作成し、何とか配布できる内容のレポートが完成した時は、1つのことを成し遂げた充実感と、この作業から解放される喜びでいっぱいでした。
そして驚いたことに、レポートが完成したタイミングで、会社設立と資金調達の依頼が舞い込みました。

レポートのアドバイスをいただいていた資金調達のコンサルの先生からでした。会社設立も含め、資金調達の仕事も半分手伝ってほしいとの依頼です。
結果、考えていた流れとは違う形での仕事の依頼となりましたが、これもすべて、創業融資の仕事を取ろうと考え、動き出した先の出来事です。

自ら動き出したことで、仕事も動き出したのでしょう。動き出さないことには、何も始まらないのです。

経験のない中で依頼された仕事は、ヒアリングも、受任の契約書作成も、資金調達までのお客様とのやり取りも、すべて初めての経験で、とても勉強になりました。
やはり、講座で勉強する内容と、実践で学ぶ内容は、大きく異なります。

開業当初は、ついつい実務の講座に参加しがちですが、実際に仕事を受任して、その講座で学んだことが活かせるかと言うと、何とも言えない部分があります。実践に関しては、ケースバイケースで、その都度調査や対応が必要になるのです。
これは、お客様からの依頼なしでは、経験できないことです。

たくさんのケースをセミナーで学ぶよりも、一度実際に依頼を受けて仕事をすることの方が、何百倍も自分自身の成長につながるはずです。そのためには、依頼をもらえるように、集客の方法を手に入れる必要があるでしょう。
無料レポートを配布するなどの方法をコツコツ実践し、まずは自分の商品・サービスに興味のある人のリストを集めることは、それなりの労力を必要としますが、お勧めです。

何よりも、動き出すことで、思わぬところから仕事の依頼があるかもしれません。

 

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