行政書士開業で手に入れた43のリスト 15同業者向け開業セミナーを企画する

開業8ヶ月 リスト15

同業者向け開業セミナーを企画する

同業者向けのセミナーを開催すると、ヒヨコ喰いとか、ヒヨコ狩りとか言う人がいますが、それは違うと思っています。
価値のないものを提供して何倍もの料金を取るのであれば、それは批判されて当然ですが、価値のあるものを相応の価格で提供することは、他の商品・サービスと何ら変わりはないでしょう。

特に行政書士の場合、試験合格と共に開業でき、実務経験のなさに不安を覚える人がとても多いはずです。私自身もそうでした。
書士会の研修は、地域によって内容も充実度も違います。
開業当初、私が所属している書士会では、実務研修はほとんどありませんでした。

そんな時、資格学校ではなく、実際の実務を経験している行政書士の先輩のセミナーに参加し、実務の雰囲気を学べるだけでどれだけ安心したか分かりません。
もちろん、セミナーのクオリティは様々だと思います。すべてを肯定するわけではありませんし、すべてを否定する気もありません。
合う合わないもあると思いますし、どんな行政書士になりたいかによって、話を聞きたい方のタイプも異なるでしょう。

開業8ヶ月目と言うと、ちょうど次の行政書士試験の合格者が、そろそろ開業しようかと考える時期でした。
いくつかの資格学校から合格祝賀会に招待され、合格者と名刺交換をする中で、開業の心構えのようなものを聞きたいとオファーを受けました。それは、私一人ではなく、先輩行政書士も一緒でした。
二つ返事で受けると共に、その際に先輩行政書士から受けた「開業講座をやろう」との誘いにも、ワクワクしながら賛同していました。
自分が開業を迷っている時にいくつも参加した開業講座を自分が開催できるなんて、単純に嬉しかったのです。

開業の心構えをお話しした後で、先輩行政書士と企画した開業講座の開催案内を出しました。ブログでも参加者を募集しました。
私の目標としては、定員10名をできるだけ早く集めることで、集客ツールは、メールとブログでした。
結果、定員の10名は1日で集まり、初の開業講座の開催が決まりました。

この講座は、1週間おきに5回開催するもので、それぞれにテーマが違い、ワークも取り入れ、一人一人が発言する時間も重視した内容になっていました。
私自身がこんな開業講座があったらいいなと考えていたもので、先輩行政書士が一緒だったことで、心強かったです。

その頃はまだ、相続手続きと会社設立くらいしか仕事をしていなかったので、こうすれば売上を伸ばせるという話はできませんでしたが、等身大の1年目行政書士の姿は、開業前の人たちにとって興味深いものだったようです。
初の開業講座は、私自身にとってもとても勉強になるものでした。
これを機に、自分の経験を同業者に役立てたいと思う気持ちが強くなりました。

賛否はあるかもしれませんが、同業者向けの発信やセミナーに有料と無料があるのは、まったく問題ないことだと思います。
大切なのは、有料であっても無料であっても、やるからには、価値のあるものを提供することです。
それさえ守られていれば、利用するしないは選べばいいことですから、お金を取るからヒヨコ狩りというのは、違うと思います。

毎年、試験合格者に会う機会があり、開業の悩みを相談されることも少なくないのですが、皆さんやはり、安定収入が得られるのかどうかが、一番気になるようです。
収入が安定するまでにある程度時間がかかるのは本当なので、肉体的にも、精神的にも、経済的にも、ある程度体力がある状態でスタートしたいところです。
ただ、体力をつけてからと思うと、なかなかスタートできないのも現実です。
思い切って開業してしまえばいいのに、と思っても、なかなか無責任に言えないところがまたツライですね。
だけど結婚と同じで、開業も勢いが必要だと思いますよ!

 

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