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行政書士としてこんな仕事をしています

行政書士としてこんな仕事をしています

業務の3つの柱

開業前に、
すでに私は、柱となる業務を決めていました。
経験が無いなりに、自分は何をする人なのかを
決めておきたいと考えました。

業務を絞り、決めてしまうことで、
お客様に響きやすいと考えたのと、
同業者や他士業からの仕事の話も
あるかもしれないと考えたのです。

合格直後(2月頃)には
資格専門学校の合格祝賀会に参加し、
その後、
開業までにいくつかのセミナーに参加したところ、
交換した名刺は155枚になりました。

私は開業準備中と書いた
手作り名刺を配っていましたが、
その時は業務について
ぼんやりとしか考えていませんでした。

開業の日程も、
はっきりとは決まっていなかったのです。

開業前であっても、名刺交換をする際に
「どんな業務をされる予定ですか?」
という質問をいただきました。
これに答えられるように、業務を決めよう、
そして、それを名刺の裏に印刷しよう!
開業前に業務の柱を決めたのには、
そんないきさつがあります。

開業と同時に配った名刺の裏には、
次のように印刷しました。

★  相続(遺産分割協議書)・遺言

争いのない今のうちにやっておきたいことがあります

★ 会社設立・創業融資・各種許認可

オフィスの開設をトータルサポートします!

★ 女性のためのワークショップ

「45歳からのエンディングノート」

元気なうちに考えたい、自分自身のエンディング
まずは今までの人生の振り返りをしてみませんか?

 

この3つに決めたのは、
相続は身近に感じられたから。
会社設立には元々興味があり、
その流れで行政書士を目指したから。
ワークショップをやりたい気持ちがあり、
「45歳からのエンディングノート」という
ネーミングが我ながら気に入ったからです。

そう、自分に何か下地があるわけではなく、
感覚や興味だけで決めたところが大きいです。

よく、3年間は何でもやりなさい、
専門を選んでくれるのはお客様です、
などと聞きますが、
「何でも出来るは、何も出来ないと一緒」
という言葉もありますし、
やりたい仕事を選ぶのは、
決して悪いことではないと思います。

自分が興味のあることの方が続きますし、
あれこれ手を出すよりも、
3つ決めて集中した方が、成果も出やすいでしょう。
何しろ、仕事をするのは、自分1人なのですから。

さて、この3つの柱、
開業1年目には、次のようになりました。

 

★ 相続(遺産分割協議書)・遺言

開業直後に知り合いから
2件の相続手続を依頼されました。
その後も、遺言の証人の依頼があったものの、
相続手続の依頼は続きませんでした。

また、相続手続については、
遺産分割協議書35,000円、
金融機関の名義変更手続き
あるいは解約手続き1件20,000円
という金額設定をしていたため、
時間がかかる割に売り上げが少ないと言う印象で、
あまり積極的に
受任したい気持ちではなくなっていました。

また、
「認知症になった親の口座から
お金を引き出したいのに後見人をつけろと言われた。
家族なのだからお金を引き出すくらい、
どうして出来ないのか?」という問い合わせもあり、
まだまだ一般的には
意思能力や権利義務に関する意識や法解釈が
広まっていないことに気づかされました。

親が亡くなったら
口座が凍結される前にお金を引き出すことを
常識と考えている人も多くいることを知り、
「相続・遺言」を受任する前に
やることがあるのではないかという
想いが強くなりました。
(これについては、
エンディングノートの活動に繋がります)

料金についても、
相続手続をパッケージで考える料金設定や、
財産に応じて料金を設定するシステムなど、
先輩行政書士からお話しを伺い、
自分自身が納得できる方法を
模索し続けた1年間でした。

 

★ 会社設立・創業融資・各種許認可

行政書士になってやってみたいと思ったのは、
何と言っても起業支援でした。

それも、
女性の起業支援をやりたいと思っていました。

前職で述べ1000人近い
女性派遣スタッフのサポートをして感じたのは、
女性が仕事を得て男性と同じように
活躍することの難しさです。

それは、
正社員の私自身にも当てはまることでした。

女性はどうしても子育て、
介護などの犠牲になりがちですし、
女性管理職がまだまだ少ないのも現実です。
そんな中で、起業を働き方の1つとして
提案出来たらと思いました。

私のような何も特技のない40代の女性でも、
個人事業主として独立することは出来ますし、
会社だって作ることが出来るのです。
自分自身の経験も生かし、
起業支援をしたいと思いました。

そういった想いのある業務だったので、
開業前から、
セミナーや懇親会で知り合うすべての人に、
その想いを伝え続けました。
開業してからは特に、名刺を渡す時に必ず
「女性の起業支援がしたいんです!」と、
伝えていました。

その結果、まず起業支援の一環として、
資金調達を専門にしている方から
「創業融資について情報発信してみたら?」
というアドバイスをいただき、
「公庫から無担保無保証で300万円を調達する
5つのポイント」という無料レポートを作成しました。
A4で30枚くらいのレポートです。

このレポートが出来上がった直後、
「創業補助金」の情報が入りました。
そこで、急きょレポートを書き直し
「創業補助金を獲得する5つのポイント」
という無料レポートを配布することにしました。

これは、Webサイト上から
200名近い方からの請求があり、
内2名からは
創業補助金申請書類作成に関する相談を受けました。

この動きが認められたのか、
補助金や融資を専門にしている先生から、
共同セミナーの誘いを受け、
創業補助金に関するセミナーを主催、
目標の10名を集めることが出来ました。

これが更には業務提携にも繋がり、
税理士向けセミナー会社からも声をかけていただき、
士業の先生24名を前に
お話しをする機会もいただきました。

その他、2013年2月に実施された
起業家1000人が集まるイベント内での
セミナー講師依頼や、
2014年10月より国家プロジェクトとして実施された
起業塾の1つから講師及び運営サポートの依頼を受け、
3ヶ月に渡る創業スクールの
女性起業家コースの運営にも携わることが出来ました。

そこで知り合った起業家や起業支援に携わる方、
これから起業したいと考えている方々との繋がりは、
今も様々な仕事に広がっています。
これについては、
「熱い想い」と「素早い行動」が
成果に繋がったのだと思っています。

許認可業務については、
少し出遅れた感もありましたが、
起業支援や資金調達、
創業補助金のお手伝いをしている様子を
Webサイトやブログなどで知っていただいたことで
依頼に繋がって来ました。

 

★ 女性のためのワークショップ
「45歳からのエンディングノート」

最後に、エンディングノートです。

「45歳からのエンディングノート」というのは、
即興で浮かんだタイトルでとても気に入っていたのですが、
具体的なエンディングノートのアイデアは
浮かんでいませんでした。

名刺を渡して、一番興味を持ってもらえたのは、
この「45歳からのエンディングノート」でした。
でも、タイトルだけで、内容はなかなか浮かびません。

事件が起きたのは、2014年6月のことでした。
父が突然、廊下で倒れたまま亡くなったのです。
5日くらい放置されていたようです。

というのも、一緒に暮らしていた母が、
現実を上手く把握出来なくなってしまい、
誰にも連絡出来ず寝込んでしまっていたのです。
妹が父の日に実家を訪ねてくれて、
すべてを知ることになりました。

両親共に元気だったので、
まったくも思いもよらない出来事でした。
あれだけお金にしっかりしていた母は生きているのに、
通帳の場所しか分かりません。
印鑑を探すだけでも、かなり苦労しました。

今までぼんやりと考えていた
エンディングノートの構成や意義が、
この瞬間に明確になりました。

そして、
伝えなくてはいけないと、使命さえ感じました。

その直後、
エンディングノートの講演の依頼がありました。
もちろん、私の父の死など知らない
地元の女性団体からでした。

そしてこんな提案を受けました。

「エンディングノートは暗いイメージなので、
マイライフノートにしませんか?」

この日から、
私の「45歳からのエンディングノート」は、
「マインドマップでつくるマイライフノート」
と、名前を変えました。
もともとマインドマップを使った
ワークショップにする予定でしたので、
そちらの色を出すことにしました。

依頼された講演はワークショップ形式にして、
まず初めに、残された家族のために
記録を残すことの重要性をお話しし、
その後、
マイライフノートのワークショップに移りました。

これが好評で、
その時に参加いただいた方々には、
その後のワークショップの
お手伝いもしていただいています。

地元の女性たちとの輪も広げていただき、
この活動は売り上げを考えず、
社会貢献として続けて行きたいと決めています。

 

仕事が来るキッカケ

開業してすぐに仕事が来るのでだろうか?
実務経験がないのに、仕事を受けていいのだろうか?

開業後は、そんな不安が付きまとうものですが、
仕事を受けないことには、
いつまで経っても実務経験がないままです。

依頼が来たら積極的に受けた方がいいと思いますし、
仕事の依頼が来るような
営業ツールを考えることも必要でしょう。

これは開業してすぐの人にありがちなことですが、
新人行政書士には、
2、3件の仕事が舞い込むものです。

私もそうでした。
9月に開業して、
9月、10月と3件の仕事を受けました。

すでにブログもWebサイトもやっていましたが、
仕事の依頼は、3件とも知り合いからでした。

2件は前職の職場の知り合い、
もう1件は、
開業前に出たセミナーで知り合った方からです。

この仕事については、「偶然」と同じです。
ある先生は、
「事故」のようなものだと表現していましたが、
こちらが依頼に繋がるような流れを作らずに
受任したものは、
「偶然」であり、「事故」のようなものなのです。

もちろん、最初はそれでもいいのですが、
そういった仕事は、長くは続きません。
仕事に繋がる流れを作り、
その流れに乗って依頼を受けるしくみ作りは、
継続した売上を作る上で、とても重要になります。

例えば、無料セミナーや無料レポートで
興味のある人を集め、リストを取り、その後、
メルマガを発信するうちに問い合わせをいただき、
直接相談をいただいて依頼に繋げる、という流れは、
一般的によく使われています。

私は個人的にメルマガが好きではないため、
自分自身がメルマガをやるつもりはありません。
この辺は、
自分の嗅覚を信じるのも手かもしれませんし、

好きではなくても、
一度はやってみて結果を見るのもいいでしょう。

<2017年追記 メルマガ始めています>

開業当初の偶然の依頼から、
紹介に繋げて行くことも大切です。
紹介は、紹介者がこちらを勧めてくれるため、
営業なしで仕事が取れますし、
ちゃんとした紹介者であれば、
良い人を紹介してくれるため、安心です。

依頼が入ってくる営業ツールとしくみを作り、
さらに紹介をいただけるような関係を築く。
開業当初から、この2つを意識して行きましょう。

 

仕事の流れ

開業直後に受任した相続手続きに、
不安がなかったと言えば嘘になります。

開業前に受けた
実務セミナーの資料を引っ張り出し、
インターネットで色々なことを調べながら、
独学で仕上げました。

最初に受けた相続手続きは、
戸籍等の必要書類は、
お客様の方で用意したいということで、
遺産分割協議書の作成のみのお仕事でした。

最初の依頼で、依頼者が知り合いだったため、
色々を相手の要望に合わせることになりましたが、
登記をお願いした司法書士の先生からお話も聞けて、
とても勉強になりました。

見積書、請求書、領収書等の書類も、
この受任に合わせて作成しました。
これは、登記を依頼した
司法書士の先生からいただいた見積書を
参考にさせていただきました。

2、3件受けて行く中で、
仕事の流れが少しずつつかめますし、
必要書類もそろって行くはずです。
1つの仕事が完了したら、流れをまとめ、
反省点を次回に反映できるようにしましょう。

2年目に入りしばらくすると、
いくつかの仕事を同時にこなし、
さらには営業活動や所属している会、
仲間との懇親会など、
様々な活動を一緒にこなして行くことになるでしょう。
時間管理やスケジュール管理、
また、必要か不必要かを見極め、
選択して行くことが重要になります。

行政書士も個人事業主。
つまり、経営者です。
売上がなければ事業の継続はありません。
継続して仕事が取れるしくみを作り、
仕事の流れを把握して行くうちに、
売上にも繋がって行くはずです。

 

開業3年目に入った今

開業から2年が過ぎ、
2015年9月から、3年目に入りました。
現在の業務の3つの柱は、次の通りです。

 

★ 起業を応援します!

会社設立+創業融資+Webサイト+パンフレット

 

起業支援は、セミナー講師依頼を受ける中で、
起業を目指す方と知り合い、相談を受け、
法人設立やWebサイト制作に繋がっています。
また、行政書士として開業する方を対象に
開業セミナーを開催し、
そこからWebサイト制作に繋がることもあります。

講師依頼やWebサイト制作依頼のきっかけは、
ブログやWebサイトがほとんどです。
ブログは毎日更新していますが、
読んでくださっている方から、
依頼をいただくことが多いです。

行政書士がなぜWebサイト制作なの?
と、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
私は株式会社 office tomoという
会社も経営していて、
その中で、Webサイト制作やセミナー等の
起業支援事業を担当しています。

これを行政書士の仕事と組み合わせているのです。

会社と言っても、まだ2期目、
役員3名だけの小規模なものですが、
これにより業務に幅が出て、
付加価値が付けやすくなっていると感じています。

<2017年追記 自分が代表を務める会社も創りました>

私以外の2名はITエンジニアなので、
まったく違う知識や強みを持った3人で、
お互いの強みを生かした事業を展開しています。

今後はさらに
この特色を生かした商品・サービスを展開し、
起業開業のサポートができる
行政書士になりたいと考えています。

このショッシーサロンは、
新しい展開の第一歩と言えるでしょう。

 

★ 社会貢献を応援します!

一般社団法人設立+障がい者福祉サービス施設申請

障がい者福祉サービス施設申請の依頼があったのは、
1年目が終わる頃でした。
まったく知らない分野でしたが、
その分野で活躍している先生を知っていたため、
迷わず依頼を受けました。

その後、ベテラン先生からの勧めもあり、
自分で受任し、申請を完了させたのが、
この分野の専門家になりたい!と、決めたきっかけです。

許認可とは、
要件を揃え、依頼された期限までに
書類を提出する作業だと思っていました。

簡単に言うとそうなのですが、
実はその間には、様々なドラマがあるのです。
障がい者福祉サービス施設申請のお仕事に携わり、
私の許認可に対する印象はガラッと変わりました。

申請をする人の人生や、
その後始まる新しいドラマを思うと、
応援したい!!という気持ちが湧いて来ます。

障がい者福祉サービス施設申請をすると、
施設には、毎月給付金の請求作業が発生します。
こちらも依頼いただき、
毎月施設の方々とミーティングを持ち、作業する中で、
この社会的な事業をもっと良いものしたい!
という気持ちは強まるばかりです。

障がい者と一口に言っても、
障がいには本当に様々なものがあり、
世間の理解はまだまだ得られていません。

運営についても、
独自のスキームで四苦八苦しているようで、
コンサル的な役割の必要性も感じています。
専門家になるためには、
実績と勉強がまだまだ必要と痛感しています。

 

★ 争いのない相続をお手伝いします

揉めない相続のために、
元気なうちに遺言書を書きませんか

 

昨年父を突然亡くしたこと、
母が要介護の認知症になったことで、
私自身、相続と介護の問題が急に身近になりました。

厚生労働省の調査によると、
65歳以上で認知症とされる人は
2012年時点で約462万人、
予備軍(軽度認知症)も約400万人と推計されます。

これは、65歳以上の4人に1人にあたります。
もう、誰も他人事ではいられません。

いつ自分の家族が、そして自分自身が、
認知症になってもおかしくはないのです。

父が突然亡くなっただけでも大変でしたが、
その上、母が何も分からなくなってしまい、
私も妹も、同居できる環境にもなく、悩みました。
幸い、父の葬儀が終わりしばらくすると、
母の様子は少し落ち着き、
認知症ではありますが、身の回りのことは出来ますし、
デイサービスにも通うようになりました。

私と妹は、毎週一度母の様子を見に行きながら、
今後のことをケアマネジャーさんと相談しています。

こういった家庭は少ないと思いますし、
どうしたらいいのか分からず、
先のことばかり不安になっている方も多いはずです。
少しでも何かの役に立てればと思い、
マイライフノートセミナーという、
相続や認知症について学びながら、
自分のこれからの人生について、
元気なうちに考えてみるセミナーを開催、
2015年1月から、毎月開催しています。

延べ100名を超える参加者とお話する中で、
相続の揉め事が
身近にたくさん起きていることを知りました。
遺言書に興味を持っている人がたくさんいて、
実施に書いている人、
家族に書いてもらっている人も、
正しいものが書けたのか心配、
いざ亡くなった時に
どうしたらいいのか分からないなど、
皆さん、次々に不安を口にしていました。

そこで、遺言に特化したセミナーを開催し、
そこから、必要な方には
個別に相談にお越しいただき、
さらに必要であれば
遺言書の作成を依頼いただくという
流れを作って行こうと考えました。

また、12月12日は100名入る会場を借り、
終活イベントを開催します。
これは、行政書士4名での合同開催イベントで、
介護の専門家もゲストとしてお招きし、
セミナーや相談会を無料開催します。
今までにセミナーに参加いただいた方はもちろん、
終活に興味のある方に参加いただき、
有意義な時間にしていただけるよう企画しています。

自分の体験を共有したいという
気持ちから始まった活動が、
少しずつ広がりを見せています。