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行政書士の1年目とは

shossy003 行政書士の1年目とは

 

グレー四角001 精神的にきつかった私の1年目

 

2013年6月30日に会社を退職した私は、

2ヶ月間の準備期間を経て

2013年9月1日に行政書士として開業しました。

 

私の開業1年目については、

行政書士開業1年目の真実

すべてを書いていますが、

表向きにブログに書いていたこととは違い、

精神的にキツイ1年だったことは間違いありません。

 

開業した月に知り合いから仕事をいただき、

開業2ヶ月で3件の仕事を受任していたので、

周りから見れば「順調」に映ったことでしょう。

「もう仕事が取れたの?

さすが、スゴイねー!!」などと、

先輩行政書士から声をかけていただく度に、

そうか、やはり仕事を取るのは大変なんだなと、

内心焦り続けたものです。

 

極め付けは、10月の終わりに参加した

マーケティング講師による相談会でのこと。

開業2ヶ月の受任の話をすると、

 

「上山さん、それは偶然ですよね?

今の状態で仕事を取るのは、

偶然に頼って行くということですよ。

上を目指すなら、

売上を上げるためのしくみを

作らないとダメですよ!」

 

開業前から

少しずつマーケティングの本を読み出した私は、

その時、ぼんやりした不安が

くっきりと輪郭を持ったように感じました。

 

今もらっている仕事は単なる「偶然」でした。

何となく気づいてはいたのです。

知り合いが私に仕事を依頼する。

知っている人だから?

安くなるかもしれないから?

急ぎで他に頼む人が見つからないから?

いずれにしても、偶然です。

私が取りに行って取れた仕事ではないのです。

「仕事を取るしくみ」を作り、

その結果仕事が取れなければ、

いつまでたっても私は、偶然に左右されます。

それでは売上は安定しないどころか、

目標の年商1000万なんて、

とても達成できません。

 

その後も売上を上げている士業の方に

積極的にお話を聞きに行きましたが、

皆さん同じことを口していました。

「しくみ」を作る。

但しこれは、

2、3ヶ月で出来るものではありません。

 

私が精神的にきつかったのは、

実は仕事が安定して取れないことよりも、

仕事を取る「しくみ作り」が

なかなか出来ないためでした。

 

 

グレー四角001 開業1年目はなぜ仕事が来ないのか

 

開業直後の「偶然」取れた仕事が完了すると、

仕事を取るしくみ作りが出来ていない私には

しばらく仕事が取れない時期が続きます。

 

日銭を稼ぐため、

女性起業家向けのセミナーや

Webサイトを作ってみるセミナーを開催し、

一度切りのお客様に対して全力投球し、

その後の展開は掴めませんでした。

 

どうしたらいいんだろう。

どうしてこんなにも

仕事を取るのが大変なんだろう。

みんな、どうやって取っているんだろう。

 

そんなことばかり考えることもありました。

 

ブログも毎日書いている。

Webサイトも5つ作り、記事も更新している。

無料レポートも配信している。

SEOも勉強して対策している。

FBもFBページも作って更新している。

時々コミュニティにも参加している。

自分のコミュニティも作り、

定期的に集まっている。

 

やった方がいいと言われていることは

すべてやっているつもりでした。

それなのに、仕事になかなか繋がりません。

 

ある時、ハッと気づきました。

もうすぐ開業して1年になる頃でした。

 

仕事になかなか繋がらない理由。

それは、

「売るものがなければ売れない」という

ごく当たり前の理由でした。

 

例えば、Webサイト。

自分が出来る業務内容を書いたり、

自分の経歴を書いたりして、

お問合せを待っていても

なかなかお問合せが来ない場合、

理由はいくつかあると思います。

 

お客様は、

悩みを解決したいと思い、検索しています。

検索して辿り着いたページに

悩みを解決する方法が書いていなければ

すぐに別のページに移動してしまいます。

 

遺言書の必要性や、

どんな遺言を作成するかが書いてあっても、

それによって悩みが解決するかどうか分からなければ

お客様は依頼しようとは思わないのです。

 

さらに、比較もされます。

他とどう違うのか、

ここに頼むと何がいいのか、

それが分からなければ

お客様は依頼しようとは思わないのです。

 

この人に依頼したら具体的に何をしてくれるのか、

他の人とは何が違うのか、

それが分からないWebサイトは

「売るものがない」Webサイトと同じです。

お問合せに繋がるはずがないのです。

 

例えば、相続相談会を開催したとします。

相続の悩みを無料で聞きます!では、

何を聞いたらいいのかがイメージ出来ず、

多くの人が自分には関係ないと感じるでしょう。

もっと具体的に

「お子さんがいない夫婦の相続に

遺言書が必要な3つの理由」

というタイトルを付けて、

さらに3つの理由に繋がるトラブル例などを

あらかじめ知らせてしまうのもいいでしょう。

 

ターゲットは絞られますが、

具体的な悩みをもった方を集められ、

こちらも具体的なアプローチがしやすくなります。

子供がいない夫婦のための遺言書という

具体的な商品を提示することも出来ます。

 

その遺言書の作成依頼に繋がるまでの流れや

遺言執行者、任意後見契約というサービスも

一緒に提示出来るようにしておく必要があるでしょう。

手続きのフローや料金設定も必要です。

弁護士さん、司法書士さんとの連携も

あらかじめ考えておいた方がいいでしょう。

 

ここまで具体的なものが出来て

ようやく「売るものがある」状態と言えるはずです。

 

これを開業直後から提示するのは

なかなか難しいことではあります。

但し、意識して進むことは出来るはずです。

 

「偶然」手に入れる仕事に頼らず

仕事を取る「しくみ」を作る。

これが出来るまでに、

半年から1年はかかってしまうかもしれません。

それでも、2年目に軌道に乗せるためには

時間をかけてでも取り組む必要があると、

私は思います。

 

 

グレー四角001 1年目のすべてが2年目に繋がる

 

開業1年目の最後の3ヶ月間に、

その後主要業務となるものを

立て続けに依頼されることになりました。

 

やっと動き出した!

これが軌道に乗るキッカケとなることを

確信した瞬間でした。

 

その依頼はWebサイトからのもので、

検索で私の記事に辿り着き

記事を読んでぜひお願いしたいと思った、

という理由で連絡をいただきました。

 

この流れこそが、

Webサイトで集客する1つの方法です。

この流れが作れるようになれば、

Webサイトは24時間営業をしてくれる

重要な宣伝、集客ツールとなるのです。

 

この流れのお陰で、2年目は、

1年目の売上の2倍を達成することが出来ました。

何とか軌道に乗ったと言っていい数字かなと

自分自身で判断しています。

 

日本の平均世帯年収は約549万円、

行政書士の25%は年商500万円以上です。

この数字を基に、

軌道に乗る=年商500万円

と、私は判断しています。

 

年商500万円は、手取りで言うと、

月に30万円くらいでしょうか。

決して楽とは言えないかもしれませんが、

充分生活していけるレベルだと思います。

 

2年目でこの数字に辿り着くためには、

1年目の地道な土台作りが必要だと

3年目を迎えた今、私は確信しています。

 

私の苦しい1年目の作業は、

すべて2年目に繋がっています。

 

これを1つ1つ知ってもらい、

何かヒントにしてもらえればと、

「行政書士開業1年目の真実」を書きました。

本当に役立つ情報を

1つのサイトに集約出来たらと、

このショッシーサロンを作りました。

サロンには、サロンメンバーの意見も取り入れて

本当に役立つ情報を

少しずつ増やして行きたいと思っています。

 

開業を迷っている人、

開業したけど悩んでいる人、

住む場所、環境、性別、年齢に関わらず、

すべての悩める人に向けて

役立つサロンを作って行くことが、

3年目を無事に迎えられた

今の私に出来ることなのだと思います。

 

たくさんの人に利用してもらい

事業を軌道に乗せるヒントにしていただき、

事業継続のモチベーション維持に

繋げていただけたら幸いです。