マーケティングをお客様目線で考える
開業8週目 2013年10月20日~10月26日
10月20日
渋谷 マーケティングセミナー
10月21日
新宿 懇親会
10月22日
Webサイト編集
10月23日
新宿 宿泊
16時渋谷 セミナー
18時葛西 セミナー&懇親会
10月24日
相続手続き 契約手続き
10月25日
相続手続き開始
金融機関と役所へ
10月26日
会社設立+Webサイト制作 フロー完成
マーケティングとの出会いは、
私を大きく変えることになります。
開業後すぐに読んだ、
神田昌典さんの
「あなたのお店が90日で儲かる」は、
私にとって衝撃でした。
何が衝撃だったのかと言うと、
私はこの本を読んだおかげで、
自分がマーケティングについて
何も知らないことに気づいたのです。
マーケティング=市場調査というのが、
私の頭の中にあった図式です。
では、市場調査とは何かと言われると、
今、市場がどうなっているかを
調べるというくらいしか浮かばず、
マーケティングのイメージは
ぼんやりしたものでした。
ところが神田さんの本はとても具体的で、
チラシのデザインや文章を変えるだけで
お客様の反応が全然違うなど、
事例の1つ1つがとても新鮮でした。
その後出版された
「不変のマーケティング」も、
何度も繰り返し読みました。
もちろん読むだけではなく、
真似出来そうなところは実際に行動に移しました。
例えば、
セミナー案内をパソナの法則で書いてみて、
実際に参加を決めた人たちに、
セミナー案内のどの部分を見て
参加を決めたのかを聞きました。
本当にパソナの法則が
人の心を掴むのかが知りたかったからです。
ところが参加者からのヒアリングによると、
皆さん案内文ではなく、
私に直接会って話を聞いたことが
参加の決め手になったようです。
この
「仮説を立てて実行し、結果を見て改善する」
という、いわゆるPDCAは、
何かにつけて実施するようにしています。
さて、
そんな本から得る知識が大半だったこの頃に、
私はある人との出会いを果たします。
その後、
良くも悪くも大きな影響を受けることになる人です。
彼はまだ20代、
起業3年目で売上を大きく伸ばし、
マーケティングに特化したセミナーを開催する
行政書士の資格を持つ起業家でした。
そのセミナーに、
私は開業8週目というタイミングで
参加することになります。
実は、彼からはすでに
ブログでメッセージを受け取っていました。
これは後から知ったことですが、
彼はこの時期、
自身が記事を書いていた無料ブログの
メッセージ機能を使い、
同じ無料ブログをしている士業の人たちに、
自己紹介と自分が主催するセミナーの案内を
相当数送っていたそうです。
相互読者登録も積極的に行っていたようです。
これはブログマーケティングの王道のようです。
「あなたのブログを読者登録させていただきます。
よかったら私のブログも読者登録してくださいね!」
というメッセージを送り、
相手の読者登録を促すことで
自分のブログの読者を増やす。
この読者数が1000を超えることが、
ブログマーケティング的には
1つのステータスのようです。
私は頭が固いのか、
どうもこういった作為的なファン作りに
首を傾げてしまうところがあります。
読みたいと思ってもらえる記事を書くことが、
本当の意味での読者を増やすことではないのか。
そんな頑なな態度が、
ブログのアクセスアップにも、
コミュニティー作りにも、
人一倍時間がかかってしまう理由なのかもしれません。
マーケティングに上手く取り組んでいる人たちは、
流れに身を置くのが上手い人たちだと感じます。
世の中がそういうものなのだから、
それに流されていけば
自然に上に行けるのだよと
教えてくれる人もたくさんいますが、
私はどうしてもいったん立ち止まって、
その道が本当に正しいものなのか
確かめたくなってしまいます。
これを要領が悪いと言うのでしょう。
そう、私は要領が悪いため、
どうしても時間がかかってしまうのです。
20代で売上を伸ばしている同業の男性から
最初にメッセージをもらった時も、
どうしても怪しさが勝ってしまい、
返信することすら出来ませんでした。
ではどうして、
その彼が主催するセミナーに行くことになったのか。
それは結果を出している人たちからの
評判が良かったからです。
開業してすぐに参加した資金調達のセミナーで、
私は高い報酬設定で事業を回している方たちと
知り合いました。
そこで出て来た名前が、
20代で売上を伸ばしている男性でした。
「あ!メッセージをもらってそのままになっていた人だ」
と、私は思いました。
この人たちが評価をしているなら、
会っておいた方がいいのかもしれないと判断した私は、
すぐに近々に開催されるセミナーに申込みました。
士業向けとされる
マーケティングセミナーの内容は衝撃的でした。
何が衝撃的かというと、
士業の業務として
彼自身が実際にやっているマーケティングの内容や
事例が盛り込まれていたのです。
これは、私がいつも考えていた
「実際のところはどうなのだろう」
という疑問に答えてくれる内容に思えました。
特に「見えざる報酬」という部分が印象に残っていて、
無料で受けた仕事が
後々報酬に繋がることがあるという考え方は、
自分が向かいたい方向に近いものでした。
結局人は、
自分が共感出来るものにしか
近づかないのかもしれません。
このセミナーの内容が気に入っただけでなく、
起業家や女性コミュニティーを持つ方を紹介するという
誘い文句に乗った私は、
翌年4月から開始される
彼の主催する年間40万円する塾への
入会を決意したのでした。