開業14週目 2013年12月1日~12月7日

地元のコミュニティービジネスセミナーに参加

 

12月1日
行政書士さんとの打合せキャンセル

12月2日
スピーチ勉強会3回目

12月3日
地元社労士さんとランチ

12月4日
出版、営業セミナー参加

12月5日
セミナー会場下見
挨拶メール送信

12月6日
セミナーちらし作成

12月7日
支部会報の記事作成

 

 

起業を目指す人は、地元にもたくさんいました。

 

地元相模原には、

起業支援のための団体や活動がいくつかあって、

その1つに

コミュニティービジネスを応援するものがあります。

 

「ボランティア活動に近いものを目指す人が多いから、

あまりお勧めしないけど」

と前置きと共に紹介されたセミナーに参加すると、

社会の役に立ちたいと考える男女が

50名くらい出席していました。

 

このセミナーは4回のコースになっていて、

最終回には、

参加者それぞれが

事業計画書を仕上げようというものでした。

 

実はこの事業計画書、

起業開業など、

事業を始める場合には必ず必要と言われていますが、

なかなか書き出せない人が多いのが現実です.

 

今回参加したセミナーは、

前置きされた言葉にもあった通り、

ボランティア精神が多く、

社会の役に立ちたい、利益なんて二の次、

という人が多く集まっていました。

事業計画というのは、

利益を上げるための計画とも言えますので、

これを書くことに違和感を抱く参加者も

多くいたのが印象的でした。

 

講師は中小企業診断士の方。

これはその後分かったのですが、

創業に関するセミナーと言えば、

中小企業診断士の方が講師をするのが一般的なようです。

そのため、話の内容や、講義の進め方など、

どうしても似たようなものが多く、

マーケティングを勉強して来なかった人たちにとっては

難しい印象となり、分かりにくく感じられるようです。

 

地元のコミュニティービジネスセミナーでは、

グループに分かれて

自分たちの事業アイデアについて話したり、

事業計画を考えたりするのですが、

私のグループの人たちも、

周りのグループの人たちも、

事業計画書を書くつもりはないと話していました。

 

なぜなら

「自分が考えているものは、お金なんて要らないくらいで、

ただ、何かがしたいだけだから」です。

 

例えば

趣味を兼ねて勉強したハンドマッサージを

ワンコインで提供したいとか、

高齢者のために何か役に立ちたいとか、

今ボランティアで活動していることを

地域のために活かせるようなビジネスにして行きたいなど、

想いが強く、まだアイデアの手前の段階で、

ビジネスには程遠いものが多いというのが、

私が受けた印象でした。

 

そのため、

配布された事業計画書は大半の方が白紙で、

グループで1人発表を求められると、

選ばれた人が慌てて書き出すという状態でした。

 

正直私自身も、サラリーマンだった数ヶ月前には、

自分の部署や自分自身の目標に関する計画書は

毎年書いていましたが、

自分で開業してからと言うもの、

計画書一つ仕上げるのさえ、

とても難しく感じていました。

 

と言うのも、事業も0から、

売上も0から立ち上げて行く状態で、

目安になる実績もなく、参考になる資料もないため、

何をどう計画したらいいのか分からないのです。

売上を出さなくては!

と、考えている私がこんな状態なのだから、

ボランティア感覚で何かをしたいと考えている方には、

事業計画書なんて、

まったく必要に迫られることもなく、

書く気にならなくても当然だろうと感じました。

 

でも、もしかしたら、

事業を始めたいと考えている人の大半は、

同じような状態なんじゃないかとも感じました。

 

事業を起こすというのはどういうことなのか、

売上を立てるというのはどういうことなのか、

私たちは学校で教えてもらっていないのです。

自分自身でお金を稼げるようになりたい!と考えても、

実際どうしたらいいのか、具体的なイメージが湧かず、

計画も上手く立てられないのです。

 

起業を考えている男性でさえも、

上手く計画書が書けない、

何を書いたらいいのか分からないと嘆いていました。

講師も1人1人に対応してはくれません。

アドバイスされるのは

「もっとアンテナを立てて、

自分が何をしたらいいのか考えてください」

という、抽象的なことです。

 

私がグループのメンバーに

 

「アンテナを立てるって、

どういうことなのか分かりますか?」

 

と、聞くと、全員が顔を見合わせ、

分からないと答えました。

 

この時、私は思ったのです。

私がやるべきことは、

アンテナの立て方を発信することではないかと。

ビジネスセミナーに参加する人の大半は、

計画どころではなく、

その前の前の段階で悩んでいるのではないかと。

 

私のブログのタイトルは、その日のうちに

「アンテナの立て方、夢の叶え方」

と変えました。

私自身が、

自分のアンテナの立て方を模索していたため、

起業支援の具他的な方法として、

どうやってアンテナを立てて、

夢を叶えて行けばいいのかを

発信して行こうと決めた瞬間でした。

 

 

 

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