創業補助金という商品
開業27週目2014年3月2日~3月8日
3月2日
女性起業家向けセミナー開催
3月3日
office tomo設立準備
3月4日
office tomo会社設立申請
3月5日
八千代銀行さん来所
(創業補助金の件)
3月6日
ベテラン行政書士来所
3月7日
創業補助金打合せ
(銀行・自治体)
3月8日
事務所見学8名
起業支援をメインにやって行きたい!と
開業前から決めていました。
そして、会社設立だけではダメで、
私にしかない付加価値を作らなきゃと、
Webサイト制作やパンフ作成、
資金調達と、
少しずつ形が見えて来ました。
私が考えたフローはこうです。
会社設立を依頼いただいた場合、
うちではWebサイト制作やパンフ作成、
そして資金調達も一緒にお任せいただけます。
更に、
Webサイト制作や資金調達を依頼いただければ
会社設立の料金を値引きします。
会計記帳は今だけ、月9,800円です。
パンフレットも作成し、
次のような流れを提示しました。
今見ると、
エクセルで作った即席観丸出しですが、
開業したてというのは、
即行動、即実行が大切なので、
すべては試行錯誤の一環として
荒削りのものを
どんどん出して行くべきなのかもしれません。
パンフレットを作ったところで、
配る相手もそれほどいません。
自治体の知り合いのところに行き、
今こんなことをしています!と、
渡して来るのが精一杯でした。
そんな中、
私はエンジニアたちと一緒に
株式会社を設立することになり、
自分の会社の手続きなので
書類作成から申請まで
すべてを経験することが出来ました。
電子定款が思った以上に面倒なことや、
申請窓口には誰が行っても何も言われないこと、
銀行口座を法人名で開設するのは
意外と難しいこと、
だけどホームページが信用に繋がったり、
銀行に知り合いがいると話が早いこと、
銀行印は大きな銀行では使えない場合もあるなど、
お客様のアドバイスに使えることを
この体験でたくさん学びました。
私の会社設立の強みは
自分自身が会社を作り運営していることだ!と、
この時私には、大きな強みが生まれたのです。
そこで考えました。
やはり自分で体験したことしか
人に話すことは出来ないと。
だから私は、
お客様に自身の経験を通してアドバイス出来るよう、
自分で体験して行こう!!と。
私が次に取り組んだのは、
その頃私が目をつけていた
「創業補助金」という商品です。
お客様に勧める場合は、
要件に合えば補助金がもらえるかもしれません。
書類作成料5万円と成功報酬3%で
依頼いただけませんか、となります。
ポイントや書類の作成方法については、
説明会や勉強会に行き
無料レポートの配布の準備もしていました。
でも、実際に書類を書いてみないことには
本当のところ分かったとは言えないのです。
よし、office tomoで創業補助金をだそう!
私はすぐにそう決意しました。
office tomoの設立は3月4日、
創業補助金の第1回締め切りは3月24日でした。
時間が無い中、
認定機関である銀行と自治体に協力いただき、
地元の起業創業を応援するツールと場作り
というテーマで、
書類作りに没頭しました。
ITエンジニアと行政書士が
WebやITツールを駆使し
専門的なアドバイスをし
セミナー、交流会が出来る場を提供し、
事業が軌道に乗るまでと
乗ってからの支援が出来る仕組みという
悪くないモデルだったと思いますが、
結果、採択はされませんでした。
敗因はいくつかあると思います。
その後の調べや
採択された方の書類を見せていただき、
もっと国に好まれるポイントを
しっかりアピールしないといけないことを
知りました。
これは、その事業をどこでやるのかも
大きく影響するようです。
私が応募した神奈川では、
その時に採択されたのが
ほぼ飲食系の事業でした。
その時々にブームがあることも
その後、知りました。
補助金というのは、
結局審査員に気に入られないと
採択はされません。
どう書けば気に入られるのかは、
実のところ未知の世界です。
採択された人、されなかった人の差は、
容量と割り切りの良さの差かもしれません。
これも自分で体験してみて分かったので、
本当にいい勉強になりました。
補助金の採択の発表は5月だったため、
引き続き無料レポートの作成と配信、
申請書類の書き方等の相談には
積極的に応じていました。
私の中の創業補助金ブームは
もうしばらく続きます。