女性起業家の生の声を聞く

開業33週目2014年4月13日~4月19日

 

それは突然のお誘いでした。

ベテラン行政書士の方が経営者との繋がりで
会を主宰しているのは知っていましたが、
まさかそこに誘っていただけるとは思ってもみませんでした。

突然メッセージが入り、
来週女性経営者が集まる会を開催するので
ぜひ参加しませんか?と、聞かれたのです。

もちろん、行きますと即答しました。

女性経営者が集まる会、
しかも場所は西麻布です。
きっと今まで会えなかったような女性経営者に
会えるに違いません。

女性の起業を支援したいものとして
良い機会をいただけたことをありがたく感じました。

レストランの広い個室を貸し切った会には
女性経営者だけではなく
男性経営者や、保険会社、士業など、
女性経営者を支援したい人もたくさん参加していました。

むしろ、男性の方が多く、
受付を済ませると、
しばらく男性との名刺交換が続いたのです。

実はその場には、
私も女性経営者の一人として誘われました。
行政書士の他に会社を創っていたことで
招待されているはずでした。

実際は、行政書士の女性もいて、
一人一人話を聞いて行くと、
個人事業主の方が多く、
ほとんどの人が事業を始めたばかり、
あるいはこれから始める人でした。

ご主人の収入を超える訳にはいかないから、
こじんまりやろうと思っています、
という女性も多く、
西麻布でもこのレベルなのかと、
かなり衝撃を受けました。

おそらく、起業直後の女性が集まれば
どこで開催される会であっても同じでしょう。
スモールビジネスでも起業してしまえるのは
女性の良いところなのだと思います。

もし単純に起業を増やしたいのなら
女性に起業させるのが
一番現実的な方法なのではないでしょうか。

ここで私は、オーラが見える女性に会いました。
テレビに出ているような人たちと
一緒に仕事をしたこともあるそうです。

女性たちがはしゃいで
自分のオーラを見てもらっている中
それを生業としている方に
気軽に会話の中で
見てもらっていいのかなと思いました。

一方で、
私も何か良いアドバイスをもらえないかなと
少し期待する気持ちもありました。

その女性と名刺交換をすると、
突然こう言われたのです。

この名刺、良い色ね。
3年間はこのデザインで行くといいわよ!
3年目に上がっていくから、我慢してね。
大丈夫だから。

この言葉はとても嬉しくて、
ここに来て本当に良かったと思いました。

その女性に何が見えたかは分かりませんが、
大丈夫という一言に
救われたような気持ちになりました。

一度きちんと見てもらいたいなと思いながら、
その後、その日に会った方たちと
再会することはありませんでした。

私自身、
まだまだビジネスの話ができる状態ではなく、
もっと成長しなければ、
どこに顔を出しても何の成果も出せないなと
痛感するばかりでした。

売上を上げている経営者に会いたければ、
まずは自分の売上を上げなくては!

そんなことを思いながら、
遠い家路を急ぎました。

 

 

 

 

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