セミナーで情報を公開し過ぎとの指摘
開業37週目 2014年5月11日~5月17日
開業直後から開催していたセミナーも
回を重ねるごとに参加者が増えて行きました。
この頃のセミナーは大きく3つの種類に分かれます。
起業家向け、
行政書士向け、
そして、Webサイト制作。
内容はそれぞれ違っていましたが、
根本には「起業開業支援」というテーマがありました。
自分自身が行政書士として開業し、
会社も立ち上げた立場から、
起業開業時の分からないことだらけの状態を
少しでもサポート出来たらという気持ちと、
自分自身が成長する姿を見せようと心に決めることで
良い流れを作れるんじゃないかと考えました。
セミナーはお金を取って、
先生と呼ばれてやるものです。
責任を感じますし、
評価はとても気になります。
セミナー準備中のプレッシャーは、
私の性格だと、
いつまでも消えることはないでしょう.
それでも、
いえ、だからこそ、
やる意味があると思うのです。
自分にプレッシャーを与えることで
常に成長する環境を作る。
少なくとも3年間は、
これを続けようと決めています。
さて、セミナーを開催していると、
参加者からも、周りからも、
色々な意見をもらいます。
一番多いのは
「セミナーたくさんやってるねー!スゴイね!!」ですが、
もっとこうした方がいい、というアドバイスも多いです。
そのアドバイスの1つに次のようなものがありました。
上山さんのセミナーは、情報を出し過ぎじゃないか?
セミナーは頭に疑問が残るくらいがちょうど良くて
セミナーの中ですべてを解決させようと思うと
その後の仕事に繋がらないよ!
これは色々な人が言っていることなので、
もしかすると、セミナーのパターンとして
定着しているのかもしれません。
私はこういう場合、
一旦自分の頭で考えてみます。
疑問が残るセミナーに参加して、
またこの講師から何か聞きたいと思うだろうか。
(思わない)
満足できるだろうか。
(不満が残る)
疑問を晴らしにセミナーに行くのは、
私だけなのだろうか。
(そんなことはないだろう)
または、何も考えず、「型を破る」選択をします。
人が「パターン」を言って来たら、それをやらない。
あえて逆のことをしてみる。
これで結果が出たらラッキーですし、
出なければ「パターン」に戻ればいいだけです。
出なくても、それほどのリスクではありません。
私のセミナーは、
あえて「分かりやすい」と言ってもらえるように作っています。
「分かりやすい」「聞きやすい」人だから、
何かあったら聞いてみようと思われてもいいですし、
ふとした時に思い出してもらえたら、それでいいです。
セミナーをすぐに売上に繋げようとは考えていませんし、
自分の成長の場として考えているところが大きいので、
周りから色々と言ってもらえるのは、
今振り返ると本当にありがたいことだと思います。