ラジオ収録に挑戦

開業44週目 2014年6月29日~7月5日

 

子供の頃、自分の声を録音して聞くのが好きでした。
自分がどんな風に喋っているのか、
人にはどう聞こえるのか、
それを知ることが面白かったのと、
単純に、声を録音して再生する仕組みと言うものに
興味がありました。
これは、写真や録画も同じで、
子供の頃からこの大発明については興味津々でした。

それもあってか、ラジオを聴くのが好きでした。

親の教育方針で、テレビを見せてくれない家だった
ということもありますが、
ラジオで人の話を聴くのも、
音楽を聴くのも好きでした。

一人で楽しめる趣味として、
ラジオには結構はまっていたと思います。
時代もあるのかもしれません。

開業前には、
知り合いがやっていたインターネットラジオに
出てみたこともありましたが、
その時は「人に向けて話す」ことには、
それほどの意識はありませんでした。

開業して、セミナーや講演をするようになってから、
また、スピーチを学ぶようになってから、
「人に向けて話す」ことに対する意識は、
大きく変わりました。
聴いてくれる人のために話すことを
意識するようになったのです。

例えば、何かを説明するときは、大枠から話し、
少しずつ詳細を話すとか、
ポイントは1つに絞り込むとか、
意外と見過ごしていることにこだわるようになりました。

さて、そんな中、
FMラジオの枠を持っている行政書士の先生から、
番組でお話しませんかというお誘いをいただきました。

すでに出演が決まっている微魔女会創始者の
女性行政書士の先生の名前を聞き、
一緒に微魔女会や女性起業の話が出来るならぜひ!
と、返事をしました。

ラジオへの出演依頼と言うと
すごいと思う方もいると思いますが、
このFM戸塚というあまり知らないFM局の番組枠は、
お金を出せば買えるもののようで、
出演するに辺り、
1枠分の3分の1の金額(2万円弱)を請求されました。

3人で話をするので、
3分の1ずつ出してください、ということでした。

音源で発信するには、
自分で勝手に出来るYoutubeのように
無料で出来るものもありますが、
FM局とは言え、
ちゃんとした設備が整っているスタジオは
すごいなと感じました。

音も良いですし、
ディレクターさんがちゃんと指示もしてくれます。
いただいた音源は自分でYoutubeに上げましたが、
今聴いても、本物のラジオ感があるなと、
聴きやすさを感じます。

 

放送自体を聴いてくれる人が
どれくらいいるのかは分かりませんし、
そこはあまり期待出来ませんが、
この音源をWebサイトに貼って
自分の活動を知らせて行くのは、
マーケティングとしてもありだと思います。

この収録の少し前に、
一度3人で打ち合わせをしたのですが、
かなり簡単なもので、
案の定、収録のタイムスケジュールなどは
予定通り行きませんでした。

もちろん、番組としては成立する内容にまとまりましたが、
私が準備した話しが半分くらい削られ、
前に出ないタイプだと
限られた時間の中で
割り当てられる時間が少なくなることを実感しました。
それも含めて自分自身なので、
これも自己表現としてはありかもしれません。

聴いている人は、
それも含めて話し手の性質を判断するのですから。

ラジオだけではありませんが、
人前で自分の想いを表現するのは
とても大事なことです。

人に伝えるという意味でも大事ですが、
自分の声を一番よく聴いているのは、
自分自身です。
想いを声にすることで、
自分自身の心により深く刻まれるのです。

今回のように、人との対話を聴いてもらう、
自分自身で聴くということは、
不意な質問に対する
自分の答えを知る機会にもつながりますし、
より貴重な体験が出来ると感じました。

 

 

 

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