講演依頼と起業塾の講師依頼

開業45週目 2014年7月6日~7月12日

 

父の葬儀が終わり、少しずつ実家が落ち着いて来た頃、
仕事の電話が急に増え始めました。
1年目の終わりに、
ようやく今までの成果が現れたということなのでしょうか。
父の突然の死の後ということもあり、
仕事を続けるようにと
父が応援してくれているような気持ちにさえなりました。

その中でも一番忘れられないものが、講演依頼です。

地元の主婦の方が実施している女性のための勉強会で、
エンディングノートについて
話をしてほしいという依頼でした。

Webサイトを見て私を知ったそうです。

父の死の直後でしたから、
この依頼には特別な想いを感じました。
このタイミングでの依頼が、本当に有り難かったです。

打ち合わせに行くと、
同年代の女性ともう少し若い子育て世代の女性がいて、
それぞれがこれからの自分の生き方や、
家族との関係について悩みや不安を抱えていました。
何かの役に立てればと感じました。

私が父を亡くしたばかりで、
母の介護も始まったことを告げると、
ますます興味を示してくれましたが、
それ以上に私を認めてくれるきっかけとなったのは、
人脈も経験もないところで、
いきなり行政書士として開業し、
事務所を持って営業しているというところでした。

家族の老後や自分のこれからについて
悩みや不安を抱えている女性にとって、
働き方も大きな課題のようです。

主婦が中心の会とは聞いていましたが、
専業主婦が身近にたくさんいることを知り、
私も衝撃を受けました。

この会で知り合った主婦の方々とは、
その後も連絡を取り合うようになり、
地域の講演依頼にもつながっていきます。

さて、この講演依頼直後に、もう一つ、
私の実績に影響を与える依頼が舞い込みます。

この年に実施された政府の起業塾
(全国約300箇所で実施)に採用された会社から、
女性起業家コースの講師と運営を依頼されました。
女性起業家を支援したい私には、嬉しい依頼でした。

丸投げ部分も多く大変なこともありましたが、
結果、すでに起業している女性たちと
知り合うことも出来ましたし、
起業塾に参加する女性の傾向もある程度知ることが出来て、
とても勉強になりました。

起業塾の開催地が目黒だったこともあり、
都内で起業を考えている女性でも、
実際の起業はハードルが高いことが分かりました。

わざわざ地方から出てきて参加する女性もいて、
地方で起業について学ぶ場所が少ないことも知りました。

地方に学ぶ場所が少ないというよりは、
都内信仰がまだまだ根強いということなのでしょう。

やはり起業支援をするには、
こちらも都内で活動した方がいいのかもしれないと
感じるきっかけにもなりました。

ここで依頼された講演も起業塾も、
実際の開催は二年目に入ってからです。
二年目の仕事が入り始めたのが、
この一年目の終わりの時期となります。

それまで仕事がなかなか入らなかったのが嘘のように、
ここからは少しずつコンスタントに
仕事の依頼が入るようになりました。

ようやくここから、
これまでの成果が現れるようになったのです。

 

 

 

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