市の産業振興ビジョン策定委員に

開業46週目 2014年7月13日~7月19日

 

地元相模原市は、神奈川県に3つある政令指定都市の1つです。
横浜市、川崎市に続く、
市民が70万人を超えるまあまあ大きな都市なのです。

三菱重工をはじめとする大企業の大きな工場もあり、
その周辺には、ものづくりの中小企業もたくさんあります。

青学のキャンパスが移動してきたことで、
若者も増えました。

はやぶさで話題になったジャクサだってありますし、
リニアの駅にも指定されています。

それなのに、相模原を知っている人は少ないのです。

「相模原の上山です」と、
名刺を渡すことが多かったのですが、
相模原を知っている人は滅多にいません。
横浜と川崎は知っているけど、
他に神奈川県にはどんな都市があるのか、
知らない人も多いはずです。

せっかく政令指定都市になったのに、
相模原と言えばこれ、
というものが今ひとつ定まっていない。
つまり、ブランディングが
まったく出来ていない都市なのです。

そんな相模原市のこれからを考える
「相模原市産業振興ビジョン策定委員会」
というものが制定され、その委員の一人に選出されました。

女性の起業支援をしているという点が良かったようです。

2、3ヶ月に一度開催される会議に出席し、
2年かけてビジョンを策定するという委員会の中で、
相模原について更に理解を深めることが出来ましたし、
委員を務める方とのつながりは、
その後の人脈作りにもつながりました。

相模原に住所をおいて25年になりますが、
今まで感じていた「野心のある人が少ない」
「なかなか行動につながらない」という印象は、
このビジョン策定委員会に参加し、
ますます強くなりました。

人は変化を嫌います。
変化しない方が安心と感じるのは、
死を避ける動物の本能から来ているらしいですが、
まさにその本能が強い人が集まった街が
相模原なんだと思います。

出来るだけ近くに通勤し、定年までそこに勤務し、
結婚しても実家の近くに住み、買い物も近くで済ます。
それが相模原の特徴なのかもしれません。

地元愛が強く、
それなりに満足して暮らしているというのは、
良いところの1つでしょう。

相模原の将来のビジョンを考える機会をいただき、
相模原について理解を深めることで、
私自身の仕事のやり方についても考え直す
いい機会となりました。

どこの場所でも商売は出来ますが、
場所によってやり方を変えることも必要だと思います。

そのためにも、色々なやり方を考え、試し、
チャネルを広げて行きたいです。

どんな場所でも自分の商品、
サービスを売ることが、私の理想です。

 

 

 

 

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