業務提携のお話をいただく
開業49週目 2014年8月3日~8月9日
開業時から意識していたことが2つあります。
それは、ストック収入と業務提携です。
この2つを取って行くことが、
顧問業務が取りにくいから継続出来ないと言われている
行政書士で生きて行くカギになると考えました。
ストック収入とは、
単発で入って来るスポット収入とは違い、
毎月定期的に入って来る収入です。
例えば、スポーツクラブの会費とか、
アパートの家賃とか、新聞の定期購読料などです。
弁護士、税理士、社労士は、企業と顧問契約を結び、
毎月一定の顧問料をもらえるので、
安定した経営が出来ると言われています。
行政書士がこのストック収入を得るのは、
なかなか大変なことなのです。
行政書士のストック収入は何か。
例えば、会社設立のお手伝いをした
会社の会計記帳を毎月させてもらい、
月々決まった報酬をいただくというのは、
割と簡単に思いつくはずです。
会社設立後で言うと、会計記帳の他に、
契約書チェックや作成、議事録の作成など、
書類関係でお手伝い出来るところは意外と多いのですが、
実際に顧問契約を結び
サービスを提供している人は少ないようです。
もしかすると、
提案自体していないのかもしれません。
私が1年目に得たストック収入は、
Webサイトの管理費(サーバー使用料、
バックアップ料、ちょっとした修正費として、
月3,000円)、
会計記帳及び書類作成費(月額数万円)でした。
ストック収入を手に入れるためには、
当然ですが、
毎月費用がもらえるような商品・サービスを
作ることが必要です。
これを意識して事業内容を考えると、
1人のお客様といつまでも
お付き合いさせていただくサービスが
出来上がると思います。
ストック収入を作ると言うことは、
お客様にとって長く利用したいサービスを作ることなので、
色々な意味で事業の継続を可能にする
アイデアを考えて行くことに繋がるのです。
1年目が終わる頃、
このストック収入に繋がる
業務提携のお話を2ついただきました。
1つは税理士さん、
もう1つは弁護士さんからです。
業務提携というのは、
複数の企業または事業主が業務上の
協力関係を持つことで、
業務提携契約を結び、
事業や業務を進めて行くことです。
税理士さんからは、
今後進めて行きたい3つの新規事業のサポート、
弁護士さんからも、
新規事業のサポートのお話をいただきました。
どちらもこれから始める事業で、
いつからという決まったものはありませんでしたが、
税理士さんからは毎月定額でお支払いをいただき、
月30時間をその業務に充てることになりました。
弁護士さんの方は、
事業が始まるまでは、商品制作に携わり、
商品の売上高の半分が支払われる契約でした。
業務自体に興味があったのと、
自分自身の事業とは間違いなく親和性があったので、
二つ返事で提携させていただくことに決めました。
また、この税理士さん、弁護士さん、
共に紹介者を介してお会いする機会をいただきました。
信頼している方からのお話だったので、
お互いにお話が進むのが早かったのだと思います。
この紹介も、私の日頃の活動をWebサイトやブログ、
SNSでチェックしていただいていて、
色々と動いているからという理由でいただいたお話です。
やはり、発信は大切だと感じた出来事でもあります。