商品・サービスの作り方 その1

マーケティング

商品・サービスの作り方 その1

商品がなければ売ることができないという事実

行政書士として独立開業すると、私たちはまず、仕事ができるようになりたいと思います。
ベテランの行政書士はどんなことをしているのか、話を聞きに行ったり、本を読んだりします。
セミナーや勉強会に参加する人も多いでしょう。
行政書士業務のことだけでなく、マーケティングも知らないとダメだと、学ぶことは増えるばかり。
ホームページも作らなくてはと、日々忙しく過ごすことになるでしょう。

そんな日々が続く中、2ヶ月、3ヶ月と時間は過ぎて行き、ご祝儀の仕事もなくなり、こんな疑問が湧いてきます。
「どうしたら仕事が取れるんだろう?」

 

仕事がなかなか来ないのはなぜなのか、答えが出ないまま、時間が何とかしてくれるだろうと、勉強やセミナーを続けて行きます。
時々紹介をもらいながら、何となく1年が過ぎて行く。
これって、ありがちな行政書士の1年のような気がします。

さて、どうしたら仕事が取れるのでしょうか。
仕事が取れない原因を考えてみると、その答えは出ると思いませんか。

仕事が取れない原因。
大きな原因の1つに「売っている商品・サービスがない」ことが考えられます。
行政書士と言われても、大半の人は何をしている人なのか知りません。
あなたが何を売っているのかが分からないと、お客様は買うことができないのです。

 

やるべきことは商品・サービス作り!

お客様に自分の商品・サービスを買ってほしいなら、まずは商品・サービスを作ることが必要です。
当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、実はこの商品・サービスが作れていない行政書士がとても多いのです。

例えば「遺言書作成」業務が自分の商品・サービスだとします。
ところが、「遺言書を作成します」と言っても、お客様にとっては何をしてくれるのか、はっきりとは分からないのです。
他にも「遺言書作成」業務を掲げている行政書士もいますし、何が違うのかも分かりません。
これでは、商品・サービスがあるとは言えません。

暑い日に喉が乾いている人に対し、「このペットボトルのお茶は120円ですよ!」と言ったらどうでしょうか。
ちょうどいい!と、買ってくれるお客様はいるはずです。
これくらいのタイミングと具体性が、商品・サービスには必要なのです。
これが、売れる商品・サービスを持っているという状態です。

 

欲しがられるものを作れば売れる

当然のことですが、私たちは欲しいものしか買いません。
これはお客様も同じです。
相続で争わないために遺言書を書きませんか?と言われても、うちは大丈夫と思われてしまったら、依頼してもらえません。
どんな時にどんな争いが起こり、それをどう解決してくれるのが遺言書なのか、まずは知ってもらう必要もあります。
この作業は、お客様に「欲しい!」という気持ちになってもらうために必要なものです。
もともと欲しいものを作ることも大事ですし、欲しい気持ちになってもらい、買ってもらうことも重要です。

その上で、自分のところで遺言書を作るとどうなるのか、いくらなのか、他とは何が違うのか、提示できるようにしましょう。
例えばパンフレットを作り、一目で分かる状態にしておくのもお勧めです。
自分だけが分かる仕事の流れではなく、お客様に分かってもらえる流れを作りましょう。

 

ターゲットや専門を決めたら、すぐに商品・サービスを作ろう!

自分が助けたい人や、助けられる人をターゲットにしましょうと、何度か書いて来ましたが、その人に向けてどんなことができるのかが分かったら、すぐに商品・サービスを作りましょう。
何が欲しいのか、どんなサービスを必要としているのか、それを自分が提供できるようにするのです。
問い合せの段階から、依頼を受け、完了し、できればその後のことまで提案できるような流れを作り、料金設定もしてください。

それを伝えるツールとして、ホームページやパンフレット、チラシなど、いくつか作り、告知しましょう。
内容が伝わり、欲しいと感じられたら、その時初めてお問い合わせにつながります。
「行政書士の○○です。遺言書を作ります」では、まず問い合わせにつながるのも難しいはずです。

ターゲットや専門を再度見直し、ターゲットに響く商品・サービスを持っているかどうか、流れや料金まで示せているかどうか、お客様目線でチェックしてください。

 

あなたには、商品・サービスがありますか?
それは、お客様が欲しいと思うものですか?

 

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