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バックエンドのためのフロント商品を作ろう ①

マーケティング・経営戦略、今月は、商品の作り方、考え方について学びましょう。

 

行政書士の商品と言われて、ピンと来ない方もいるかもしれません。

その感覚、実は一般的なものなのかもしれません。つまり、周りの人は、行政書士が何が出来るのか、実はまったく知らないことが多いのです!

私たちはもっともっと、行政書士が出来ることを具体的な商品・サービスにして、告知する必要があるでしょう。

 

 

行政書士はすでに商品(Product)を持っている

 

行政書士には独占業務を含めた業務があります。行政書士法では、次の通り定められています。

 

 ⑴官公署に提出する書類(その作成に代えて電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)を作成する場合における当該電磁的記録を含む。以下この条及び次条において同じ。)その他⑵権利義務又は⑶事実証明に関する書類(実地調査に基づく図面類を含む。)を作成することを業とする。

 

 

商品・サービスを何もないところから創るのは大変ですが、行政書士の仕事はすでに存在し、多少認知されているため、それを事業にし、更にはアレンジすることで差別化出来るので、私たちの事業は立ち上げやすいと言えます。

つまり、商品について考えるポイントは、今ある業務をいかにお客様にとって良いものにして行くか、手に取りやすいものにして行くか、ということになります。

更に、自分だけの付加価値を付けるための工夫が必要になりますが、これもお客様にとってより良い商品・サービスを考えることで創り出して行きましょう。

 

その上で、次の2点について戦略を立てます。

 

フロントエンド商品とバックエンド商品

 

<図1:フロントエンドとバックエンド>

 

マーケティング01
フロントエンド商品とバックエンド商品については、図1のようなイメージです。

入口が広く、出口が狭いロウトのような形ですが、これはお客様の数と入りやすさをイメージしています。

 

例えば、無料相続セミナー(フロントエンド商品)を開催し、相続に興味のある人を集め、相続が大変なことや、それを解消する方法に遺言書があり、そのお手伝いが出来るのが行政書士(自分自身)だと伝えます。参加者の連絡先をアンケート等に記入してもらい、時々連絡をすることで、相続や遺言書に興味がある人に対して自分の商品・サービスをアピールすることが出来ます。

いきなり遺言書作成や相続手続の依頼をもらうのは新人行政書士には難しいですが、無料セミナーであれば参加してくれる人もいるはずです。

商品のハードルを下げることで、お客様を集めやすくするのがフロントエンド商品の役割でもあります。

 

もちろん、無料ではなく、低単価のものをフロントエンド商品とし、バックエンドに高単価商品を置いても良いです。大切なのは、フロントエンドからバックエンドに繋がる流れを作ることです。

最終的に単価の高い遺言書や相続手続(バックエンド商品)に繋がることで、無料セミナー(フロントエンド商品)が生きて来るのです。

商品・サービスを考える順序としては、一般的にはバックエンド商品を先に作り、そこに繋がるフロントエンド商品を作り販促活動を開始します。バックエンド商品があるからこそフロントエンド商品が生きて来ることを頭に入れておきましょう。

 

今月のテーマはセミナーなので、ぜひフロントエンド商品としてのセミナーを考えてみてください。

もちろん、先にバックエンド商品を用意してくださいね。

そのセミナーに出てもらうことで、どのようにバックエンド商品に繋げて行くのかを文章や図にしてみましょう。

これをFacebookグループで紹介していただき、メンバー同士で意見交換してみると、面白いと思いますよ。