書け!そして話すのだ!!【インプットだけでは知識は定着しない】
書け!そして話すのだ!!【インプットだけでは知識は定着しない】
こんにちは!かみやまです。
行政書士7年目、遺言書業務や障害福祉サービス施設業務をメインに活動しています。
別に会社をつくり、ホームページ制作もしています。
人脈も営業経験もなく、行政書士が何をするのかもよく分からないまま、開業しましたが、何とか3年で軌道に乗せ、自由な働き方を手に入れています。
自由に生きたい!自由に働きたい!という人は、今後ますます増えることでしょう。
リストラなどで、不本意に生き方や働き方を変えなければいけなくなる人も、まだまだ増えることでしょう。
人生100年時代ですから、40代、50代から生き方を変えるなんていくらでもできます。
今日は、私が生き方を変えるキッカケとなったアウトプットについて書いて行きます。
「教える」と覚えるという事実
学生時代、私は一生懸命勉強するタイプではありませんでした。
だけど仕事をするようになってから、資格に興味を持つようになりました。
キッカケは、資格があれば給料が上がる、昇級につながるためでした。
(社会人にとって資格って、そういうものですよねー)
勤めていた会社が外資化し、英語が少しずつ必要になって来ました。
TOEICの勉強を始めた時、私は匿名でTOEICブログを毎日更新することにしました。
まったく知らない人たちが匿名で書いているTOEICブログを読み始め、私もやってみよう!と考えました。
これが、私の初めてのブログでした。
ブログを毎日書きながら、毎日TOEICの勉強をしました。
TOEICの点数が高い人のブログを読むと、勉強法が書いてあり、とても参考になりました。
そんな中で、オフ会に行ったり、勉強会に参加するようになりました。
TOEICの点数は順調に伸びました。
理由はもちろん、毎日勉強したからですが、勉強したことを毎日ブログに書いたことが成果につながったのだと思います。
ブログに書いたことで、間違えたことが頭に残り、問題の解き方が定着しました。
ブログには、ここはこう考えた方がいい、この問題のポイントはこれだと、TOEIC学習者に対する情報発信もしました。
これはつまり、「教える」という作業になります。
言うまでもありませんが、誰かに「教える」ことが、知識を定着させる一番効果的な方法です。
ブログで情報発信することも、この「教える」ことにつながるのだと気付いた瞬間でした。
ブログはインプットではなく、アウトプット
勉強する際に、知識を得る作業をインプットと言います。
ブログは書く作業なので、知識をまとめるインプットの時間と考える人も多いでしょう。
ところが、いったん誰かに向けて発信すると、インプットではなく、アウトプットになります。
ブログで情報発信することで、自分の知識が定着するのです。
そして、このアウトプット目的で書いたブログこそが、誰かの役立つ文章になるのです。
誰かの役に立つ情報をブログで発信することは、自分の知識定着だけでなく、人の役にも立つわけです。
ブログを書く場合、ブログ以外でも文章を書いて発信する場合は、人に役立つことを書くのがお勧めです。
アウトプットは、人のためでもあり、自分のためにもなります。
ブログだけでなく、たくさんの方法があります。
昨年購入した「アウトプット大全」には、様々なアウトプット方法が図説で分かりやすく紹介されています。
自分に合うものを見つけ、取り組んでみることをお勧めします。
続けることで、いつの間にか人生が変わって行くからです。
勉強会主催で一番学びが多いのは私
私はブログの他に、勉強会や講座を毎月開催していますが、これももちろん、アウトプットです。
行政書士向けの勉強会で、売上のつくり方や実務についてお伝えしていますが、資料作りを含め、一番学びが多いのは、参加者ではなくて、実は私です。
勉強会を続ければ続けるほど、私の中で売上のつくり方への理解は深まりますし、常に数字を意識するマインドに変わります。
実務についても、教えることで、自分の知識が定着します。
勉強会や講座では、資料をまとめ、構成を決め、実際に参加者に向かって話をします。
当日の様子で、アドリブも入りますし、言うのをやめる話も出て来ます。
そういう1つ1つの判断もまた、理解や知識として、自分の中に蓄積されます。
時々、こんな質問を受けます。
「ブログを毎日書いて、仕事につながるの?」
「どうやって毎日書くことを見つけてるの?」
「人前で話すコツってあるの?」
これも、毎日、毎月続けることで、答えは自然と手に入ります。
やってみれば分かるのに、なぜやらないんだろうと、私は思います。
毎日ブログを書いたり、毎月勉強会や講座を開催して、仕事につながらないわけがないです。
私が行政書士として開業して、何も分からず、営業も出来なかった頃、頼みの綱はブログと勉強会でした。
開業直後から、ブログで勉強会の告知をして、勉強会で私の持てるすべてを伝えました。
これを繰り返しているうちに、講師や会社設立の仕事が定期的に入るようになり、今ではメインの仕事になっている障害福祉サービス施設業務の依頼もいただきました。
アウトプットして、自分自身のためになるだけでなく、人の役に立ち、仕事にもつながるのです。
だからこう言いたい。
書け!そして話すのだ!!と。