続けることで手に入る3つの成果【今すぐ始めて続けよう!】

続けることで手に入れる3つの成果【今すぐ始めて続けよう!】

行政書士の開業を決めてから、ブログを1,157日欠かさず更新しました。
開業直後は仕事がなかなか入らないため、とにかく知ってもらうためのブログ更新です。
それと同時に、開業一年目には、勉強会やセミナーも月に3、4回開催しました。
これは、少しでも稼がなくては!という気持ちから、苦肉の策で実施したものです。

ブログ、勉強会やセミナーを続けて行くうちに、思わぬところから仕事につながりました。
また、仕事以外にも、成果と言えるものがあります。
今日は、ブログや勉強会・セミナーを続けることで手に入れた3つの成果について書いて行きます。

すべての上達は、質より量

開業当初から、講座や勉強会を欠かさず毎月開催しています。
よく言われるのが、話が聞き取りやすい、わかりやすい、ということです。
何か特別な勉強をしたのですか?と、聞かれることもあります。

話すことについては、開業直後に「人前で話せるようにした方が、仕事につながるはず」と考えました。
私の中の売れてる人は、たくさんの人の前で話し、心を掴んでいるイメージだったからです。

同時に、文章で心を掴むことも重要だと思っていました。
私自身が、ブログや本を読むことで、影響を受けたり、行動することが多かったからです。
私も、人の心を動かすような文章が書けるようになりたいと思いました。

そこで、話すこと、書くことについてコツを掴みたいと思い、上手だなと思う人の話を聞きに行ったり、ヒントになりそうな本を読みました。
すると、共通して皆さんが言うことがありました。
それは、質より量ということです。

話すことも、書くことも、上手い人は最初から出来ていたわけではなく、10年くらい続けているからこそ、今があることを知りました。
くり返しやってみないことには、上手くなれないのです。
とにかく、話して書こうと決め、実践の場所を作りました。

書くことに関しては、ブログを続けました。
話すことに関しては、講座や勉強会もそうですが、ひとりで話す練習も何度もしました。

この話うまいな、面白いなと思うものは、ノートに書き起こすことで構成を知り、自分でも話してみました。
ひとりで声に出して話すだけなので、いつでもどこでもで出来ることです。
だけど、こんなことをしている人は少ないはずです。
少ないからこそ、やればやっただけ、周りと差が付くのかもしれません。

この積み重ねの成果なのか、今、勉強会や講座では、割とよどみなくスラスラ話せるようになりました。
まだまだ続けることで、もっと人の心に届く話が出来るようになりたいです。

単純接触を増やすと好意が生まれる

心理学的に、何度も何度も接触することで、好意が生まれるというデータがあるそうです。
人気のあるブロガーやYouTuberは、毎日更新をしていることが多いですが、この心理を利用して、人気を獲得しているのかもしれません。

毎日ブログを読んでもらうことで、毎日動画を見てもらうことで、自分を好きになってもらい、ファンになってもらう。
ファンまで行かなくても、毎日読む、毎日見ることが習慣になる場合もあります。
これも人の心理と関係があるのでしょう。

一度より二度、二度より三度、その人と接触することで相手に好意を持ってもらえるのなら、ブログやSNSを毎日更新することで、仕事につながることもあるはずです。

私の場合は、開業前からブログを毎日更新したことで、少しずつ読者ができ、開業後に開催した勉強会やセミナーに、毎回一定数をブログから集客することが出来ました。
開業直後は実績もなく、まったくの無名なわけですが、それでも少ない時で2,3名、多い時には10名以上人を集めることが出来ました。
毎日ブログやSNSを見てくれた人が、私の活動を知って興味を持ち、安心して参加してくれたのだと思います。

何度か勉強会やセミナーを開催していると、開催したことが実績になります。
3ヶ月、半年と続けているうちに、「セミナーやってますよね?」と、まったく知らない士業の方から声をかけられることが増えました。
そのうちに、講師依頼があったり、仕事のサポートの依頼を受けるようになりました。
少しずつ実績と言えるものが増えて行くと、別の仕事につながるようになって行きます。

仕事につながるのは1年後

続けることが重要だなと確信したのは、開業して1年後、2年後のことです。
ブログでも、勉強会やセミナーでも、仕事につながるのは、早くて半年後です。
1年後、2年後なんてことも、よくあります。

2015年から始めた遺言書講座など、3年後に相談になる場合も珍しくありません。
これも、5年、6年、毎月続けているからこそ、お問合せをいただけるのです。

遺言書講座の場合、毎月の告知として、新聞折り込みの広告を入れています。
これを見て、以前の参加者が思い出して連絡をくれることもあります。
また、参加者には、2,3ヶ月に一度、会報を送っているのですが、ここから相談につながる場合もあります。

高齢者の場合は、ネットや動画を見てくれることはなかなかないので、紙媒体を使う必要があります。
それはそれで続けていると、定期的に仕事につながるようになります。

毎月講座を開催している、毎月新聞折り込み広告を出していることで、ある程度の信用、信頼につながるようです。
これもまた、続けられる人だけが手に入れられる強みと言えるでしょう。

続けることで、様々な成果が手に入ります。
まずは始めることなので、意味があるのかなー?などと頭で考えずに、「始める→続ける」という流れを作って行きましょう。
1年後、思わぬ成果が入るはずです。

私の開業一年目の行動や出来事のすべてを綴った「行政書士開業一年目の真実改訂版」を出版しました。
開業3年目に軌道に乗り、現在11年目になります。
開業一年目に何をしたらどうなるのか、参考にしていただけると嬉しいです。
行政書士開業一年目の真実改訂版

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