講座・セミナーを仕事につなげる3つのポイント
講座・セミナーを仕事につなげる3つのポイント
講座やセミナーを開催して、仕事につなげている人が増えているように思います。
私自身も、開業当初から毎月勉強会や遺言講座を開催しています。
これは、私自身のアウトプットの意味合いも強いのですが、遺言書など、定期的に仕事につながっています。
講座を仕事につなげる方法については、勉強会などで時々お伝えしています。
「かみやま先生の話を聞いて、やってみることにしました!」と言ってもらえることも増えて来ました。
さらに、「開催した講座から、問合せをもらった」という報告もいただくようになりました。
私の話を聞いて成果を出す方が増えるのは、とても嬉しいことです。
そこで今日は、講座・セミナーを仕事につなげるポイントについてお伝えします。
セミナーを仕事につなげるにはコツがあります
私は開業当初から勉強会や講座を開催していました。
今は遺言講座を毎月開催していますが、この講座は、2015年1月からスタートし、最初はエンディングノートの講座でした。
エンディングノートの講座の時は、参加者に無地のノートとカラーペンを配り、エンディングに関係するテーマに沿って書き出してもらうワークをしていました。
参加者は20人前後で、毎回、ワイワイ楽しい会となりました。
評判も良く、次はいつですか?また参加したいです!という声も多かったです。
実際、何度も足を運んでくれる方もいました。
ところがある日、私は気づきました。
あれ、仕事につながらない、、、と。
そこで、2015年9月に、講座の形をガラッと変えました。
すると、10月から定期的に仕事につながるようになったのです。
仕事につながるようになったポイントをあげると、次のようになります。
仕事につながらなかった講座は、次の点を改善したことで、すぐに仕事につながるようになったのです。
①テーマを1つに絞る
話をする時も、ブログを書く時も同じですが、テーマは1つに絞りましょう。
テーマを1つに絞ると、そのテーマについて知りたい人が参加するため、見込み客、今すぐ客が集めやすくなります。
私の場合、はじめは「家族をつなぐマイライフノート」というタイトルで、相続知識を学びながらグループでテーマを決めて絵や言葉を書き出すワークショップを開催していました。
参加者は皆さん楽しそうで、盛り上がる講座になりましたが、相続について知るきっかけにはなったものの、何かを依頼しようというきっかけにはならなかったようです。
私自身も、エンディングノートを知るきっかけになってもらえればと思い、始めたところもあったため、内容が中途半端になってしまいました。
そのため、参加者からも「遺言書についてもっと知りたい」という声が上がるようになり、内容の変更に踏み切りました。
今の講座の形でもある、遺言書に絞った講座を開始したのです。
その結果、遺言書を書きたい、親に書いてほしいと思っている人が参加する講座となり、仕事につながるようになりました。
②資料代をいただく
最初のエンディングノートの講座は、無料で開催しました。
資料やノート、会場費用等、すべて持ち出しでした。
遺言講座に変えてからは、資料代として1,000円をいただくことにしました。
無料のセミナーが悪いわけではないと思いますが、資料代をいただくようになってから仕事につながるようになったのも本当です。
資料代は、1,000円いただいています。
1,000円とは言っても、お金を払って聞くという気持ちで参加していただくので、無料講座の時よりも本気の人にお越しいただいているのかもしれません。
有料講座という意識をこちらも持つことになり、結果的にセミナー内容も充実するはずです。
また、資料代をいただくと、当然収入になります。
1,000円の資料代でも、10名集まれば10,000円ですから、会場代や資料代、セミナー後の自分のランチ代は捻出できます。
持ち出しが少なくなるのは、継続する上でとても助かりますよね。
③料金や手続きフローをパンフレットにする
講座・セミナーの告知チラシを作っている人は多いと思いますが、業務内容のパンフレットを作っている人は、意外と少ないのではないでしょうか。
少し厚めの紙で、例えばA4を3つ折りにしたパンフレット作ることをお勧めします。
内容としては、業務内容や事務所案内はもちろん、代表者の想いも書くと良いでしょう。
そして重要なのは、料金と手続きの流れを明記することです。
パンフレットという形で料金が表示されていると、お客様は安心し、納得するものです。
提示された料金が適正価格に見えて来るから不思議です。
事務所としてのパンフレット作り、講座・セミナー参加者に渡しましょう。
パンフレットは保管されることが多いので、必要な時に連絡が来ることもあるはずです。
せっかく講座・セミナーを開催しているのであれば、仕事につなげた方がいいに決まっています。
ぜひ3つのポイントに沿って、今開催している講座・セミナーを見直してみてください。