開業の目的とゴールを考えると、事業の軸が決まります<開業のポイント>

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開業の目的とゴールを考えると、事業の軸が決まります<開業のポイント>

開業前に考えておきたいポイントはいくつかあります。
私の経験を含め、特に重要なものは、次の3つになると思います。

  1. 経営者になる自覚
  2. 開業資金
  3. 目的とゴール

1つ目、2つ目については、次の通り記事にまとめているので、今日は3つ目の開業の目的とゴールについて考えて行きます。
目的とゴール無しに進むと、自分が思っていない方向に進んでしまう可能性があるので、開業前に明確にすることをお勧めします。

 

誰を助けたいですか?

事業とは、誰かの悩みを解決することから始まります。
行政書士も開業すると経営者です。
行政書士の資格を活かして、自分の事業を作って行く必要があります。

行政書士の場合、許認可や届出にしても、遺言書や契約書の作成にしても、お客様が後々困らないように、専門知識を生かして仕事をして行きます。
また、今の時点で困っているお客様に対して、代わりに書類作成をすることもできます。
まさに、誰かの悩みを解決する事業と言えます。

この時、誰を助けたいのかを具体的に考えることで、自分のやりたい仕事、目指すゴールが見えて来ます。
なぜ、行政書士として開業するのか、次の質問への自分なりの答えを書き出してみてください。
目的とゴールが見えて来るきっかけになるかもしれません。

  • あなたは誰を助けたいですか?
  • その人にどんな喜びをあげたいですか?
  • あなたにとって幸せとは何ですか?
  • あなたは仕事で何を達成したいですか?

この4つの質問については、開業してからも、時々考えてみることをお勧めします。
自分が進む方向を見直し、目的とゴールを明確にすることで、正しい方角に向かいましょう。
どんなに頑張って走り続けても、方向が間違っていると、自分のゴールにたどり着くことができません。
まずは、ゴールを設定し、進む方向を見極めましょう。

 

最終的にどうなりたいのか

自分が誰を助けて、何を達成したいのかが分かると、最終的にどうなりたいのかが、うっすらとでも見えて来ると思います。
行政書士の場合、資格試験に挑戦して合格したので、開業も考えてみようか、という流れで開業する人も少なくないでしょう。
私が開業に関する勉強会を開催した際も、「開業に対して、特に強い想いはありません」という答えが返って来ることも少なくありません。

そうは言っても、わざわざリスクのある開業をするわけですから、何かしらの想いはあると思います。
稼げるようになりたい、という思いでもまったく問題ありません。
その場合、助けたい人は自分かもしれません。
まずは自分が経済的に自立して、幸せにならないと、他人を幸せにすることはできません。
開業して稼ぐ力を身につけ、自立できるようになれば、次は他人を助けることもできるでしょう。

他人を助けられる自分を想像してみてください。
その時に誰を助けたいのか、誰を助けられるのかを考えると、その先が見えて来るかもしれません。

自分が最終的にどうなりたいのかは、順を追って考えてみるといいと思います。
順を追って考えることで、自分が進む道の順番も分かるはずです。

私の場合を少し書いておくと、私が独立を考えたキッカケは、夫から「働きたくない。仕事を辞めたい」と言われたことです。
ITエンジニアとして連日の深夜勤務する中で、心を病んでいく様子が見えたため、夫を養えるくらい稼げる力を付けたいと思いました。
最初は管理職を目指す道を考えましたが、中途採用の女性が管理職を目指しても、夫を養えるまでにはなれないことが分かりました。
チャレンジングではありましたが、行政書士資格取得の勉強を開始し、開業を目指すことを決めたのです。

30代半ばで離婚し、子育てしながら正社員を目指した過去もあり、知らないために損をすることも、社会的に弱者となって生きることの大変さも体験しています。
開業したら、社会的衣弱者と呼ばれる人のサポートや、経済的自立や、知らないために損をすることがないよう、動いて行きたいと考えました。
開業時に、女性の起業支援と相続遺言書というエンディングの仕事をしようと決めたのは、そんな経緯がありました。

想いをもって、それを発信していると、共感してくれる人がお客様になってくれます。
共感する人と一緒に仕事をする流れも作れます。
まずは自分の想いを明確にすることで、自分の周りに集まる人も変わって来るはずです。
開業時には、自分の気持ちに耳を傾け、開業の目的とゴールを具体的なものにするといいですよ。

 

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