行政書士開業準備のことを書こう その29開業前夜を仲間と過ごす

行政書士開業準備のことを書こう その29開業前夜を仲間と過ごす

行政書士という資格は、合格するとすぐに開業できる数少ないものです。
すぐに開業できるため、経験や実績がないままスタートする人が多く、多くの人が開業直後に途方に暮れます。
なぜなら、開業にはルールや正解がなく、何をしたらいいのか、自分で決めないといけないからです。

もちろん私も、開業直後に途方に暮れた一人です。
何とか開業3年目に、業界10%の年商1000万を達成しましたが、今考えると、数々の失敗の中で、安定した売上のつくり方を手に入れたおかげです。

今日はそんな私の開業当初の行動について、失敗談も含めお伝えします。
開業を迷っている方、開業して途方に暮れている方に、少しでもお役に立てると嬉しいです。

仲間と開業当日を迎える

今日はいよいよ、開業前夜の話です。
これは「行政書士開業真実の1年」の中でも、しっかりと書いている部分です。

今日も当時のブログをご紹介します。

現在、ホームページの最終作業の真っただ中です。

午後からITエンジニアたちと事務所に集合し、7時半まで最終打合せや作業をしていたのですが、そこからは予定通り、事務所の110inchスクリーンで映画「ソーシャルネットワーク」を鑑賞し、3人のやる気を高め、よし、最終作業に取り掛かるか!!と、リスタートしたところです。

大成功した人の話に、それぞれの感想を持ち、それぞれに、モチベーションを上げた感じでしょうか。

事務所開設を機に集まった3人ですが、それぞれの個性があまりに違うせいか、とてもバランス良く、作業が進んでいます。
代表者としては大満足どころか、この仲間がいなければ、ここまで辿り着けたかどうか、かなり疑わしいところです。

行政書士同士の共同事務所や、他士業との共同事務所も羨ましい話ですが、まったく業種の違う人間と一緒に事業を始めるというのも、実はお勧めかもしれません。

特にITは、どんな業種にも必要なフィールドですから、この知識を持った人は、本当に重宝します!

ホームページは一から作成しているものなので、アップするのが本当に楽しみです。
FBページも新たに開設しましたので、ホームページと併せて、たくさんの方々にご覧いただけると嬉しいです。

「食えない!」と言われている行政書士ですが、行政書士が出来る仕事はとても範囲が広く、やり方次第では、新しいフィールドを作り出すことも可能ですし、地域貢献、社会貢献につながる仕事がたくさん出来るはずです。

行政書士が人気資格の上位に常に上がっていることを見ても、注目されている資格であることは間違いありません。
情熱溢れる行政書士の先生にはたくさん出会えましたので、私もそんな先生たちの後に続くことが出来るよう、積極的に行動に移していきたいと思います。

<原文のまま>

開業当初のブログを見ると、戦略がそれほど変わっていないことに驚くことがあります。
特にITと行政書士の組合せについては、早くから意識出来て良かったと思います。

ITエンジニアたちとの協業については、誤解されるような書き方になっているかもしれません。
行政書士としての仕事の部分は私一人で行っていて、さらに「kamiyama office」という個人事務所で、行政書士事務所とは別に開業届も出しています。
この「kamiyama office」は、2017年に法人化し、今もひとり会社として運営しています。
ITエンジニアたちとは、2014年に会社を作り、私は役員ではありますが、運営サポートの立場で携わっています。

すべての流れが、私の行政書士開業から始まったと言えるでしょう。

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