行政書士 開業一年目の売上

行政書士開業

行政書士 開業一年目の売上

行政書士に限らず、開業一年目の収支は、赤字になることが多いはずです。
そのため、それでも継続できる資金力と精神力が必要になります。
このイメージを持たずに開業すると、売上が入らないことに不安になり、実際に生活が成り立たず、半年しないで廃業ということもあります。

そこで今日は、行政書士開業一年目の売上について、私の例も挙げながらお伝えします。

 

開業一年目は、知ってもらう時

行政書士の開業一年目は、自分や自分の仕事を知ってもらうための時間です。
そもそも行政書士の仕事は、すべての人が必要としているわけではありません。
例えばこれまで、行政書士に仕事を依頼したことがあるかどうかを考えると、そういえば無かったなと気づくはずです。
一般的な人は、士業を必要とすることは、そうそうありません。
親が亡くなっても、何とか自分で手続きをしようとするものです。

行政書士の存在自体を知らない人も多いですし、名前を聞いたことがある人も、司法書士と間違えていることも少なくありません。
「行政書士の○○です!」と自己紹介しても、相手には、こちらの仕事がピンと来ない場合が多いと思っていいでしょう。

そんな中で、まずは行政書士とな何なのか、自分は何をする人なのか、どんな時に役に立つのかを知ってもらうのが、開業一年目のメイン業務です。
知ってもらえないと、仕事を依頼されることもありません。
何をする人なのかが分かるように、専門業務を決めておくことも大切です。

知ってもらう方法はたくさんあります。

ホームページやブログ、SNSで毎日発信すると、仕事を依頼したい人に偶然届くかもしれません。
毎日役に立つ情報を発信していると、偶然ではなく、仕事につながる可能性が高くなります。
ただし、役に立つ情報でないと、仕事につなげるのは難しいです。
行政書士です!○○の仕事をしています!と、何度発信しても、仕事につなげるのは難しいと思います。
こちらが言いたいことを発信するのではなく、誰かがほしい情報を発信することが、仕事につなげるためには必要です。

出かけて行って、名刺やチラシを配る時も、基本は同じです。
仕事をください!と言って仕事につながるなら、誰も廃業にはなりません。
もらうことよりも、あげることを考えなければ、人は話を聞いてくれません。
厳しいけど、これが知ってもらい、仕事につなげるために重要な考え方です。

日々、誰かに役立つ情報を発信して行くと、半年後、一年後に状況は変わって来ます。
特に開業一年目は、日々発信することがお勧めです。

 

売上安定のために意識したいこと

私の開業一年目の売上は、約240万円でした。
多いか少ないかは、人によって取り方が違うと思いますが、私自身は、ツライの一言でした。
売上が240万というのは、手元に240万残る状態ではありません。
経費は350万以上かかりましたから、結果、赤字です。
開業前に使ったお金も当然ありましたから、貯金が減って行く一年でした。

ただ、2年目、3年目に、この売上は倍々に増え、3年目には1,000万を超えました。
これができた一番の理由は、次につながる仕事に優先して取り組んだことだと思います。

開業一年目は、なかなか仕事につながらないので、人の集まりに参加しては、仕事につなげようと必死になることもあるでしょう。
私もたくさん出かけて、たくさんの人と名刺交換しました。
自分の仕事について話し、こんなこともやって行きたいと、まだやったこともない仕事を口にし、2次会にも必ず参加していました。
そうしている中で、仕事のサポートを頼まれることもありました。
その時は、やったー!仕事につながった!と思うのですが、サポートはあくまでもサポートです。
お客様を紹介されたわけはありません。

もちろん、仕事の経験にはなるのですが、その先につながる仕事とは言えません。
自分で仕事を作り、自分でお客様に選ばれるしくみを作らなければ!と、徐々に気づき始めました。

次につながる仕事として、最初に考えたのは、会社設立です。
会社を作る人は、許認可や創業融資、会計記帳が必要だと思ったからです。
そこで、会社を作りたい人、すでに個人事業で仕事をしている人向けのブログや勉強会、メルマガなどを始めました。
毎日発信し、毎週のように勉強会を開催し、会社設立や資金調達の仕事につながりました。

また、ホームページを依頼される流れにもなり、行政書士とは別に個人事業をスタートしました。
これが、3年後には株式会社設立へと進み、行政書士とは別の売上を作る楽しさを感じています。

安定した売上のためには、継続性を考えることが重要だと思います。
また、ある程度単価が高い仕事に取り組むことも、特にひとり事務所の場合は、重要でしょう。

単価の高い仕事については、次の記事にまとめています。ぜひご覧ください。

 

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