開業一年目にどうやって仕事を依頼されたのか正直に話します

開業一年目にどうやって仕事を依頼されたのか

先日、開業一年目は売上が伸びずツライよ、という記事を書きました。

売上は本当にジワジワとしか上がらないので、開業一年目はツライです。
そこでこの記事では、どうしたら仕事が入って来るのか、私の経験談も含めて解説していきます。

確実に売上が入る方法

行政書士の資格は、すぐに開業出来るのが特徴です。
即独立したい人にとっては、かなり魅力的な資格と言えるでしょう。
ただし、独立してからどうやって仕事を取ったらいいのか、残念ながら誰も教えてくれません。

勉強会やセミナーは色々あります。
私も高いお金を払ってせっせと参加しましたが、どれも学びにはなっても、実践方法が分かりませんでした。
例えば、「お客様のための仕事を作りましょう!」とか、「まずは1つのことに集中しましょう!」のような話です。
そんなこと言われても、実際何をしたらいいの???という気持ちで会場を後にするばかりでした。

だから、自分で考えました。
結局は、自分で考えて売上を作って行くしかないんです。
だからキツイんです。開業は孤独です。

さて、私が編み出した「確実に売上が入る方法」があります。
それは、「これがほしい」と言われたものを提供して、料金をもらうことです。
ほしいと言われているので、確実に売れます。
問題は、ほしいと言われる状況を作ることです。

私の場合、勉強会や講座がすぐに売上になりました。
売上につながった流れは、次の通りです。

ブログに起業をサポートしたい話を書く。(ブログは毎日更新していました)
マインドマップなど、出来ることもブログに書く。
↓↓↓
起業に興味がある人から連絡が来る。
こんな講座をやってほしいと言われる。
↓↓↓
言われた講座を作り、ブログとSNSで参加者を募る。
やってほしいと言った人を含め、4人から6人が参加する。
参加費をいただく。
↓↓↓
参加者から、次はこんな講座に出たいと言われる。
その講座を作る。
講座の開催報告をブログに書く。
参加したいという連絡が来る。
講座開催スケジュールを作り、ブログに書く。

定期的に講座を開催するうちに、参加人数も増えていきました。
まったく知らない方が、ブログから参加してくれる状況を毎月作ることができました。
行政書士としての仕事が欲しかったので、方向が違っていることは感じながらも、仕事を手に入れる流れが理解できました。

お客様のために仕事を作る。
売上につながったら、まずはそこに集中する。

まさに、勉強会やセミナーで聞いたことです。
なるほど、こういうことかと、学びと実践がつながった瞬間です。
あとは、自分自身がやって行きたい仕事で、この流れが作れればいいわけです。

知らない仕事を依頼されたら

開業したばかりの時は、ブログの中で「起業をサポートしたい、会社設立を手伝いたい」などの発信を続けました。
この「したい、手伝いたい」という投稿は、徐々に自分自身の起業開業の想いや日々の行動を伝える内容に変わっていきました。
すると、その想いに共感してくれた人からの問合せが来るようになりました。

具体的には、会社設立、資金調達のサポート、講師依頼などです。

少しずつでしたが、時間が経つごとに問合せは増えました。
問い合わせの内容も、やってみたい仕事に近づいていきました。
また、勉強会などに参加した時に、「ブログ読んでます」とか「講師やってますよね?」と、知らない方から話しかけられるようにもなり、発信の力を実感したものです。

「たった3,000円の講座?」
「それって行政書士の仕事なの?」
「そんなの売上って言えるの?」
そんな風に考える人もいると思います。
でも、これも立派な売上です。
こんな話は誰もしないだけで、最初の売上の作り方は、試行錯誤が続くはずです。

さて、毎日発信を続け、共感者からの問合せから仕事もどきが入り、売上を手にしたら、その実績を発信します。
その発信を見た人から仕事の問合せが入り、仕事につながり、売上を手にしたら実績を発信します。
このループを繰り返していくと、ある時、大きな仕事につながります。

この時、自分がまったく知らない仕事が来ることもあります。
私の場合、一年目の終わりに問合せをいただいた障害福祉サービス施設業務がそれでした。
とても私になんて出来ないと、その時は思いましたが、今は私のメイン業務になっています。

どのように乗り越えたのかというと、障害福祉サービス施設業務専門の先輩行政書士さんに概要を教えていただきながら、役所に問い合わせ、お客様の協力も得て、こなしていきました。

疑問や悩みに押しつぶされそうな日々が続く開業一年目ですが、コツコツ売上を作る行動をしていると、少しずつ流れが変わって来るものです。
まずは「売れるもの」を「ほしい人」に提供できる状況を作りましょう。
自分が出来ることは何かを洗い出し、ブログやSNSで発信していくことをおすすめします。
知ってもらう行動なくして、仕事を依頼してもらえることはありません
自分ができることは何なのか、誰のために何がしたいのか、日々発信していきましょう。

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かみやま

まずは行政書士という枠組みで考えず、自分が提供できることにフォーカスすることもおすすめです。
仕事を手に入れる流れをつかみましょう!

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