行政書士開業一年目に受任した仕事は、たった6件でした
開業一年目に受任した仕事は、たった6件でした
先日、「開業一年目は、みんなツライ!」という記事を書きました。
twitterで紹介したところ、たくさんの方に興味を持っていただいたようです。
知りたいことが書けたようで、嬉しいです。
今日は追加情報として、開業一年目に受任した仕事についてお伝えします。
開業一年目に受任した仕事
開業一年目の売上は、247万円でした。
人によっては「スゴイ!」という方もいますが、完全に赤字です。
私の場合、事務所家賃が11万5千円くらいなので、やっとそれが支払えるようになりました。
それでも、完全に赤字です。
赤字は、繰り越しできるので、必ず青色申告することをおすすめします。
3年で黒字にすると、この赤字が節税につながります。
さて、一年目に受任した仕事は、次の通りです。
- 相続手続き(遺産分割協議書作成)
- 会社設立 2件
- 車庫証明
- 障害福祉サービス施設指定申請
- 資金調達サポート
あとは、税理士さんの提携業務、自主開催の勉強会と講師依頼です。
とにかく売上を0円にしないことを目標に、自主開催の勉強会は、年間40回程開催しました。
もちろん、無料の勉強会もあります。
まずは知ってもらうことを第一に、活動していました。
受任につながった集客ツール
勉強会の告知、申込みももちろん、開業一年目の集客ツールはホームページとブログでした。
上の1から5までの仕事について、相続手続きを除き、すべてホームページとブログからの問合せです。
講師依頼もホームページとブログからです。
経験もなく、人脈もなかった私は、開業一年目に出来ることは、ブログを書くことくらいでした。
もちろん、前職で知り合いだった、役所の方、市の外郭団体の長の方、地銀の部長クラスの方と、仕事につながるんじゃないかと思っていた方には、足繁く会いに行きました。
自分には人脈があると思っていましたし、会いに行けば、「こんな仕事を紹介出来るかもしれない」という、嬉しい言葉もいただきました。
ところが、仕事につながることはありませんでした。
開業2ヶ月になる頃、私には人脈がなかったことに気づきました。
それからは、知ってもらおうと決め、開業前から毎日更新していたブログにさらに力を入れるようになりました。
その頃は、起業支援をしたいと考えていたので、起業について記事を書いていました。
女性の起業を応援したいと思い、女性のための勉強会も毎月のように開催していました。
共感してくれる女性から毎月連絡をいただき、勉強会は問題なく集客できたのですが、勉強会止まりでした。
そんな中で、勉強会とは関係なく、仕事につながるようになりました。
皆さん、ホームページかブログを見て問合せをくれました。
ブログを読んでくれた方は、ほぼすべての記事を読んでくれて、共感した上で仕事を依頼してくれました。
この流れで依頼されると、値切られることもなく、継続的に仕事をもらえることも分かりました。
私が発信やホームページ・ブログを重視しているのは、そんな経験からです。
こちらの想いに共感してもらい、来てほしいお客様に来てもらえる状態を作れるのが、ホームページとブログです。
開業一年目は、焦りと不安で押しつぶされそうになると思いますが、どうか、最初からうまく行くと思わずに、1年後、2年後につながる「知ってもらう」活動を続けてください。
コツコツ続けることが、成功への近道です。