人前でよどみなく話すたった１つのポイント【講座開催したい人へ】
人前でよどみなく話すたった１つのポイント
講座とかセミナーを開催して集客してみたいけど、どうしたらスラスラ話せるのかなー？
開業当初、何をしたら仕事を依頼されるのかわからず、勉強会や講座を開催しました。
少しでも売上を作ろうと考えたからです。
開業準備中から毎日書いていたブログの読者から、「開業について知りたい、私も開業してみたい」という声をいただき、それに答える形で開催したのがはじめでした。
ただの会社員だった私は、当時は人前で話した経験もありません。
講座の作り方も話し方もわからず、色々調べ、練習も何度もしました。
徐々に「どうしたら人前でスラスラ話せるようになりますか？」と、聞かれるようになりました。
ここでは、人前で話すコツについて、私の経験も含め解説していきます。
スラスラとよどみなく話すコツはたった１つ
講座や勉強会を続けていくと、我ながらよどみなく話せているなと感じることがあります。
パワポや資料を見ながら話す時に、それを作成している時の気持ちが勝手に言葉になって溢れるようなイメージです。
開業一年目に４０回以上の講座・勉強会開催をした私は、講師依頼をいただく機会もあり、人前で話す機会はたくさんありました。
回数をこなすことも、スラスラと話すために必要と言えるでしょう。
ただ、回数をこなせばいいのかと言えば、それは違うと思います。
また、回数をこなさなくても、よどみなく話すコツがあります。
それは、本当のことを話すことです。
しかも、鮮明に頭に浮かぶ出来事を話すことで、誰でもよどみなく話すことができるはずです。
人は嘘をつくと緊張して、言葉が詰まったり、声が上ずったり、うまく話せなくなるものです。
理解できていないことや分からないことを話す時も同じです。
反対に、目の前で起こったこと、自分が体験したこと、本当の気持ちは、頭の中に絵が見えるのでスラスラ話せるものです。
誰かが言っていたことや、カッコつけようと思って出した言葉には、気持ちは乗らないし、うまく話せません。
自分の言葉で、自分の本当の気持ち、本当の体験を話すことが、よどみなく話すためのたった1つのコツです。
実績がないうちは、自分の実績を話すのが難しくなりますが、嘘をつくよりも、行政書士になる前の体験など、過去のことでもいいので、本当のことを言うといいです。
本当のことしか伝わりませんし、人は敏感にそれが本当か嘘か、気付くものです。
話を聴いてもらうポイントは構成
人に話を聴いてもらうためには、話の構成も大切です。
話の構成については、色々な方法があると思いますが、目的は１つです。
それは、聴いている人に行動させるというものです。
これは、話だけでなく、文章も同じです。
人に向けて発信するものの目的は、その人を動かす、行動させることです。
時には心を動かすことが目的の場合もあるでしょう。
ラブレターなどは、その良い例ですね。
遺言書の付言事項にも、その要素があります。
勉強会で話をする時、私は「開業に向けて正しいスタートをしてほしい」とか、「自分のゴールを見据えて、開業を考えてほしい」という気持ちで話しています。
開業は大変で、苦しいこともたくさんあるので、目的やゴールを見失いがちです。
そうなると、先に進めなくなってしまうので、開業前に目的とゴールがいかに重要かを知ってほしいと思っています。
その上で、書き出すことや、計算してイメージしてほしいことを具体的に提示しています。
開業してもらうことは、話の目的ではありません。
自分の人生の目的やゴールを考え始めてもらうことが目的です。
この場合、聴いてくれる人たちがどんな状況なのか、何を不安に思って、なぜ躊躇しているのか、それを打開するためには何が必要なのか、打開した先には何があるのかなどを考えて、話を構成して行きます。
つまり、話をする相手と話の目的により、構成や内容は変わります。
話す場合も、文章の場合も、誰にどんな行動をさせたいのか、まずは押さえておく必要があります。
行動させない話や文章では、「結局、何が言いたかったの？」という結果に終わります。
構成とは、相手を動かすためのものです。
あとは、ひたすら話す練習をすることでしょう。
話も文章も、質より量だと聞きます。
とにかく、毎日、毎週、毎月、何かしらの話をする習慣を作ることをおすすめします。
もちろん、誰も聞いていなくて大丈夫です。
空き時間に一人で練習してください。
SNSやネットを活用して誰もが発信できる時代に、話せて書ける人が売上を伸ばすのは間違いないでしょう。
開業するなら、このスキルがあるとかなり有利です。
コツコツ練習することがおすすめです！
