コロナで個人が稼ぐ時代が加速する<キーワードはオンラインと言葉の力>
2020年4月にコロナによる緊急事態宣言が出て以来、世の中の生活様式は大きく変わりました。
人と会いづらくなり、マスクの着用もいまだ解除されません。
この時期に開業した人にとっては、不利と感じることも多いでしょう。
ただ、会わなくても営業はできます。
むしろ会わない営業をメインにした方が、最終的には売上が安定します。
この記事では、コロナ時代に個人で稼ぐために欠かせない、オンラインと言葉の活用法についてお伝えします。
時代の変化を知り個人で稼ぐ
2009年のリーマンショックを受けて企業のリストラを間近に見た私は、2011年11月に行政書士試験を受けようと決めました。
運よく2012年11月の試験に合格し、2013年9月に思い切って開業しました。
個人の時代が来ると信じて、開業当時からブログをコツコツ更新し、動画講義もたくさん作成しました。
オンライン勉強会のサイトも作成し、すべてをひとりで作り、運営しています。
インターネット上に文章や動画を作ることは、自分を知ってもらい、自分の持つサービスを知ってもらう上で、とても大事です。
今こうしてブログを書いている間にも、ネット上の私の記事や動画を見て、問い合わせや依頼が入って来ます。
ひとりで事業をする場合、自分が動ける時間はひとり分しかありません。
ところがインターネットを使うと、ホームページやブログ、動画が、自動的に営業してくれます。
これは、組織を作り、人を雇うよりも、かなり効率的でローコストです。
何より、自由で気楽です。
今回のコロナの影響で、多くの人がオンラインの便利さを知ったと思います。
会社員は通勤がなく、余計な人間関係からも離れ、仕事も会議もオンラインでできることに気づきました。
テレビや劇場の仕事が激減した芸人や芸能人は、YouTubeやnoteでお金を稼ぐ方法をマスターしました。
これまでの常識が変わり、欧米では、早くもテレワークが標準の働き方になりそうです。
士業だって例外ではないはずです。
これまでの常識にとらわれていたら、時代に取り残されてしまうでしょう。
もう、AIに仕事を奪われるとか、そういう話でもありません。
世の中は、予想できない角度で変わっています。
オンラインでできることを知り、使えるようにすることで、効率的に仕事をしていきましょう。
オンラインで仕事につなげる
ところで、オンラインって、何でしょうか?
これは、インターネットにつながった状態と考えると分かりやすいでしょう。
例えば、このブログもインターネットにつなげた状態で、PCやスマホ、タブレットで読んでいると思います。
FacebookやTwitter、YouTubeも、ネットにつながった状態で見たり、コメントしたりするはずです。
コロナですっかり一般的になったzoomも、もちろんオンラインです。
Amazonなど、買い物できるサイトも、オンラインです。
つまり、ネット上にあるサービスは、すべてオンラインサービスになります。
これを利用するだけでなく、自分のサイトを作り、人に利用してもらうことで、オンラインサービスを持っている状態になります。
大げさに考えず、ホームページやブログ、SNSを始めるだけでも、オンラインサービスを持っていると言えるでしょう。
あとは、どう利用してもらい、仕事や問い合わせにつなげるかを考えるだけです。
すでにホームページやSNSから問い合わせをもらっている人は、オンラインをしっかり活用しています。
さらに問い合わせや依頼を増やすためには、どんな工夫をしたらいいのか、考えていきましょう。
オンラインを活用するのは、今の時代、そこまで特別なことではないと分かってもらえたと思います。
重要なのは言葉を磨くこと
ご存じの通り、ブログやSNSは無料で簡単に始められます。
問題は、それを使って、どのように問い合わせや依頼につなげるかです。
キーワードは言葉です。
例えば、この記事をここまで読んでもらうのは、あたり前のことではありません。
タイトルを見てやめてしまう人もいるでしょうし、始めの文章を読んで、興味が持てずに離れてしまう人もいるでしょう。
文章を読んでもらう、動画を見てもらうのは、実は簡単ではありません。
簡単に始められるブログやSNSですが、見てもらい、読んでもらうのは簡単ではありません。
読んでもらうためには、伝える技術が必要です。
そのためには、言葉を磨く必要があります。
例えばこの記事のタイトルが、「オンラインと言葉の重要性」だったらどうでしょうか。
おそらく読んでもらえないでしょう。だって、つまらなそうですよね。
誰もが興味のある「コロナ」という言葉が入っていたり、「稼ぐ」というワードで、ちょっと覗いてみようと思うかもしれません。
覗いてみたら、困った男の人のイラストが、「開業したとたん、コロナで動きにくくなったなー」と言っています。
同じような状況の人には、共感してもらえるかもしれません。
このように、タイトルは、次の文を読んでもらたために、次の文は、その次の文を読んでもらうために、1つ1つ工夫が必要になります。
つまらないと思ったら、みんな、すぐにページを閉じてしまいます。
どうやって言葉を伝えたらいいのか。
オンラインが重要になっている今、言葉を磨くこと、見せ方を工夫することは、ますます重要になるでしょう。
オンラインで言葉を磨くとどうなるのか
オンライン上で、自分のサービスを伝えることは特別なことではありません。
ただし、伝わるかどうか、見てもらい、読んでもらえるかどうかは、工夫しだいです。
ブログやSNSで、自分が何をしている人なのか、どんなサービスをしているのかが伝えている人も多いはずです。
それが必要な人に届けば、自然と問い合わせや依頼につながります。
何をしている人なのかが分からない場合や、ネガティブな気持ちが伝わってしまうと、人は離れてしまうものです。
せっかく発信するなら、まずは自分の立ち位置を明確にして、誰に向けて伝えているのかが分かるようにするといいでしょう。
何者なのかが伝わり、共感するワードが見えた時、人は「この人に聞いてみたい」と思うものです。
これがオンライン上でできるようになると、寝ている間にも、休日にも、仕事が入るようになります。
オンラインで伝えられるようになると、人に会えない間にも、仕事が途絶えることがなくなります。
今回のコロナのようなことが起こっても、売上をキープすることも可能になるでしょう。
多くの人がオンラインの活用の重要性に気づき始めた今、士業もこれまで以上にオンラインの活用を工夫する必要があります。
使う人が増えたということは、あなたのブログやSNSにたどり着く可能性のある人が増えたということです。
このチャンスを生かすことが、ここから先、大きく差をつけることになるはずです。