あなたは明日、100円のモノを売れますか?

マーケティング

どうしたら仕事が来るのかと悩む前に

あなたには商品・サービスがあるのか、という話

開業4年目に入って思うことは、何よりも重要なのは「商品・サービスを持つこと」だということです。
行政書士にはたくさんの仕事があります。
許認可には何千種類もあると言われていますし、書類作成を入れると何万にもなるとも言われています。
それだけの仕事が存在していて、しかも、他のビジネスとも相性が良いというのに、なかなか売上が伸ばせないとしたら、それは何故なのか、きっと悩むはずです。

高齢化社会だから「遺言・相続」の仕事はたくさんあるだろうと考えても、なかなか仕事の依頼が来ない。
どうしてなんだろう?
勉強会やセミナーに行くと、売れている行政書士は、1つの手続きで数十万どころか、数百万売り上げていると言います。
ただし、その売上までの道のりやしくみは、詳しくは教えてもらえません。
それが分かれば、自分にも売上が作れるはず!と思い、別の勉強会やセミナーに参加する。

もし、こんなスパイラルにはまっている方がいたら、ちょっと考えてほしいことがあります。

 

あなたは明日、100円のモノを売れますか?

 

あなたはこう思うかもしれません。
100円のモノ?何それ?遺言書を100円で作成しろと言うの??

もしそう思ったとしたら、完全に負のスパイラルにはまっているかもしれないので、要注意です。

 

何を100円で売ったら良いのかと考える前に

100円というのは、「安い商品」の例えです。
実は無料でも、何かを買ってもらうのは難しいのです。

無料相談とかありますよね。
無料なのに、実際に人を集めるのは難しい。
無料だろうが100円だろうが、何かを売るって、本当に大変なことなんです。

何かを100円で売る時に、必要なことは3つあります。

 

①100円の商品を作る

これは具体的なモノやサービスであることが必要です。
100円だったら買ってもいいかなと思えるものを作ります。
行政書士で考えると、例えば100円セミナー、100円のエンディングノート、100円相談など、色々あると思います。
ほしいものが100円なら買ってもいいかなと思っていもらえるかもしれません。

ところが、意外と100円にしても買ってもらえないものです。
まず、100円のサービスがあることを知ってもらう必要があり、それを提供している自分自身を知ってもらい、信用してもらう必要があります。
そこで、次に必要なことが、①の商品を知ってもらうことです。

②商品を知ってもらう

例えば100円セミナーを開催するなら、その内容、そのセミナーを聞いたらどんな良いことこあるのか、そのセミナーにはどんな人が参加するといいのか、セミナーを開催する人は本当に信頼できるのか、など、色々な情報を広く知ってもらうことが必要です。

どこで告知するのか、ある程度コストをかける必要もあるでしょう。
自分自身ではなく、他の人にPRしてもらうことで、商品の信用が強くなる可能性もあります。
100円とは言っても、知ってもらい、信用してもらい、買ってもらうのは簡単ではありません。

特に自分への信用を深めるためには、時間がかかるものです。
そこで、3つ目に、次のものが必要になります。

③商品に興味がある人に向け発信する

広告やホームページを使って自分の商品を常に売り込むことも必要ですが、「興味がある」「本当に良いものなら買いたい」と思っている人に対して、商品や自分自身について、程よく発信して行くことが効果的です。

いわゆる「見込み客」という人たちに対して、まだ100円で売っていますよ、期間限定で無料にしますよ、私自身の実績も増えてますよ、という発信を程よくすることで、それなら買ってもいいかなと思ってもらうのです。

「見込み客」を見つけるためには、どんな人が自分の商品やサービスに興味があるのか、欲しがるのかをリサーチする必要があります。
②の方法を考える時に、リサーチできるような方法を見つけることも大切です。

 

実は100円も10万円も同じです

無料や100円なら売れるかと言ったら、そんなことはありません。
実は100円であろうが、10万円であろうが、売れるまでのプロセスはそれほど変わらないのです。
100円でも10万円でも、まずは商品を具体的に作ることが必要です。

「遺言書作成10万円」ではなく、遺言書を書くと、どんな良いことがあるのか、実際に誰がどんな遺言書を書いているのか、遺言書がないと何が困るのか、書くと言っても、何を書いてくれるのか、それまでにどんな作業が必要で、時間はどれくらいかかるのか、10万円は何にかかる費用なのか、等々、疑問を1つ1つ解決するような内容を作っておく必要があるでしょう。
これが出来ていないことには、100円でも売れないのが現実なのです。

さて、あなたは明日、100円のモノを売ることができるでしょうか?

 

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