行政書士が売上を2倍にする一番簡単な方法
行政書士が売上を2倍にする一番簡単な方法
開業したものの、あっという間に3ヶ月。
何とか1件受任できたけど、どうやって売上を伸ばしたらいいんだろう、、、
開業1、2年目の行政書士の一番の悩みは、売上ではないでしょうか。
誰もがたくさん売り上げたいわけではないと思いますが、開業1年目に例えば年間100万円売り上げることは、決して簡単ではありません。
何とか年間100万円を売り上げたとしても、次の年に同じ金額を売り上げられる保証はありません。
同じ金額どころか、できれば翌年は、もっと売り上げを伸ばしたいと考える人も多いでしょう。
そこでこの記事では、売上を2倍にする方法について解説していきます。
単価を2倍にすると売上は2倍になる
売上を2倍にする一番簡単な方法は、単価を2倍にすることです。
例えば、1件10万の遺言書作成を20万にします。
1件取れたら10万だったところ、単価をあげると1件で20万になります。
単純に値札を変えるだけで、売上をアップすることができます。
いやいや、10万の仕事を20万にしたら、高くて売りにくくなるだろう。
そう思う人もいるかもしれません。
これは、やってみないと本当のところは分からないですよね。
2倍に上げるのは、確かに勇気がいることです。
ただ、ひとつ言えるのは、単価を上げても、ほとんどの人が気づかないということです。
行政書士業務の場合、同じ業務のリピーターは、まず珍しいでしょう。
定期的な仕事、例えば決算変更届や役員変更などは別ですが、許認可の取得や遺言書作成など、大半が一度きりの業務です。
もしリピーターがいれば、その都度値引きなどで対応すればいいことです。
単価を上げても、ほとんど問題はないはずです。
高くなったから売れないのではと、心配になるのは自分ですよね。
私の場合、開業一年目の時に仕事が入ると、そこから少しずつ単価を上げて行きました。
自分の経験が蓄積された分の値上げと考え、徐々に値上げしました。
私の結果は、単価を上げたことで、売上も上がりました。
もちろん、単価を上げただけでなく、客数も増えたための売上アップでしたが、単価を上げたことが売上アップにつながったのは間違いありません。
やってみないと分からないことではありますが、やってみる価値はあると思います。
単価を2倍にしなくても売上は2倍になる
単価を2倍にしなくても、売上を2倍にする方法はあります。
売上を構成しているのは、次の3つの要素です。
- 単価
- 客数
- 購入回数
売上=単価×客数×購入回数
つまり、この3つのうちのどれかが上がれば、売上は上がります。
単価を2倍にしなくても、単価と客数を1.44倍ずつにすれば、売上は2倍になります。
10万×5人=50万円
↓単価と客数を1.44倍に
14.4万×7人=100万8千円
10万を20万に値上げとなると、ちょっと勇気が要りますが、14万4千円なら、少しサービスを改善すればできそうですよね。
5人だったお客様を7人に増やすことも、少し頑張ればできそうな気がしませんか?
14万4千円の客数が6人で、その内1人が2回購入してくれたら、これも売上が2倍になります。
14.4万×6人×1.16=100万2240円
単価を1.44倍にして、客数を1人増やして、購入回数を1回増やすだけで、売上は2倍になるわけです。
このように、掛け算を考えながら売上の増やし方を考えると、売上を増やすためにとるべき行動が見えてくるはずです。
売上の3つの要素を常に意識して、1つ1つを上げていく施策を考えましょう。