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行政書士が開業を失敗しないために必要なもの<これがないと失敗します!>

行政書士が開業を失敗しないために必要なもの <これがないと失敗します!>

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開業に悩む人

行政書士として開業しても、ちゃんと仕事が来るのかなー?

行政書士として開業しても、本当に仕事は来るのだろうか。
誰もが開業前に一度は悩むことだと思います。
行政書士の資格は、学歴や経験、国籍も問わず受験できる素晴らしい資格ですし、合格すれば、開業に進むことが出来ます。
そのため、まったくの未経験で開業する人は少なくありません。

未経験で人脈やコネもないのに、どうやって仕事を取ったらいいんだろう?
そんな悩みを抱えながら、思い切って開業する人もたくさんいます。
実は私も、そんな未経験組の1人です。

私の場合は、四苦八苦して、何とか3年目に業界10%の年商1,000万を達成することができました。
とりあえずそこを達成すれば、周りも納得するだろうという気持ちで、ひたすら数字にこだわりました。
そんな経験を経て、今考える「開業を失敗しないために必要なもの」について、今日は書いて行きます。

行政書士も開業すれば「経営者」

最初に一番大切なことを書きます。
それは、行政書士も開業すれば経営者だということです。

私自身、行政書士試験に合格した時に思ったのは、「やったー!これで行政書士になれる!!」ということでした。
まるで行政書士という職業に就けば、それに見合った仕事が入って来るような考え方です。

だけど行政書士は、職業ではなく、単なる資格です。
私たちは、行政書士になるのではなく、行政書士の資格を使って事務所を経営するのです。
もっと言えば、行政書士の資格を使い、ビジネスを始めるのです。
ここを分からずに開業する人は、結構いるんじゃないかと思います。

私も、開業したら自分で仕事を取らなければいけない。
営業もしたことがないのに、出来るだろうか、ということは考えました。
だけどそれくらいでは、まだまだ甘いのです。

経営するということは、ただ仕事を取って売上を作るだけではありません。
日々の経費がどれくらい発生し、それを捻出するためには、どれくらいの売上が必要で、そのためには何をしたらいいのか。
戦略も含め、最終ゴールをどこに置くのかまで考え、行動することが、経営者には必要になって来ます。

まずはこの経営者マインドが必要なことを頭に置いて、自分の事務所を何年後にどんなものにしたいのかを考えてみましょう。

事業を継続させるために必要なのは「売上」

さて、私たちは行政書士として開業したら、経営者として、自分が立ち上げた事業を継続する必要があります。
自分の生活のためにもそうですが、一番は、お客様のためです。

行政書士の仕事は単発のものが多いとされていますが、その場で終わった仕事でも、その後、お客様からお問合せを受けることもあります。
お客様としては、いつ問合せをしても答えてくれることが、安心や信頼につながるはずです。
そこから、もう1つ別の仕事につながることもあるでしょう。

個人であっても、法人であっても、お客様がいる限りは、事業の継続は経営者の責任です。
この継続には、安定した売上が必要です。
もっと言えば、安定した利益が必要です。

売上を伸ばすためには、広告や設備投資等も必要になります。
つまり、売上を伸ばすためには、売上が必要です。
最初のうちは、利益があまり出なくても、コストをかけた分、売上が伸びれば、利益も自然と大きくなります。
コストをかけずにコツコツ売上を伸ばすよりも、うまくコストをかけた方が、ぐんと伸びる場合もあります。
この辺も見極めも、経営者のセンスにかかっています。

もちろん、経験がない場合は、ビジネスセンスも少しずつ身につけることになります。
ここで挫けてしまうと、せっかく思い切った開業が、失敗となってしまうのです。

ビジネスセンスの磨き方

では、経験なく開業した場合、どうやってビジネスセンスを磨けばいいのでしょうか。
私の場合、次のように考えました。

  • 経営者は売上を作り、それを伸ばす必要がある
  • 売上を作るためには、人に仕事を依頼される(買ってもらう)必要がある → 依頼される(買ってもらえる)仕事を作る
  • 仕事を依頼してくれそうな(買ってくれそうな)人を集める → ホームページ、ブログ、SNSで見込み客に向け発信
    → 仕事を依頼したくなる、買いたくなる、私に会いたくなるような発信をする

まずは、誰かが欲しいモノを売ることにしました。
私の場合は、起業講座やエンディングノート・遺言書の講座です。
そこから、会社設立や遺言書作成の仕事につながりました。

流れが出来て来ると、やり方が少しずつ分かって来ます。
いきなり会社設立や遺言書作成を依頼されようとするのではなく、まずは関連講座を開催して、人に会うことが大切だと感じました。
講座の内容も都度改訂し、仕事につながる流れを作って行きました。

さらに、この講座の様子や実績をホームページ、ブログ、SNSで発信することで、講師依頼、提携業務、障害福祉サービス施設指定申請の仕事につながりました。

この一連の行動が、気づくとビジネスセンスを磨いてくれたのだと思います。
ビジネスセンスは、自分が経営をして、ビジネスを作って行くのだという意識を持ち、売上につながるビジネスの流れを作ることで身に付き、磨かれます。

少し時間がかかりますが、未経験でもやり方さえ間違えなければ必ず出来るはずです!

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