行政書士開業準備のことを書こう その8開業セミナーに参加

行政書士開業準備のことを書こう その8開業セミナーに参加

行政書士という資格は、合格するとすぐに開業できる数少ないものです。
すぐに開業できるため、経験や実績がないままスタートする人が多く、多くの人が開業直後に途方に暮れます。
なぜなら、開業にはルールや正解がなく、何をしたらいいのか、自分で決めないといけないからです。

もちろん私も、開業直後に途方に暮れた一人です。
何とか開業3年目に、業界10%の年商1000万を達成しましたが、今考えると、数々の失敗の中で、安定した売上のつくり方を手に入れたおかげです。

今日はそんな私の開業当初の行動について、失敗談も含めお伝えします。
開業を迷っている方、開業して途方に暮れている方に、少しでもお役に立てると嬉しいです。

初開業セミナー

書士会への登録も終わり、開業に向けて進んでいた私には、楽しみにしているものがありました。
それは、開業セミナーです。

行政書士は、合格して登録さえすれば、何も分からなくても開業出来ます。
他にはない資格ではないかと思います。

ただし、開業しやすいけれど、何をどうしたらいいのか分からない。
ネットで調べると「行政書士は食えない」としか書いていない。
みんなどうやって開業しているんだろう?
そんな疑問が、常につきまといました。

何とかスタートから上手くやりたい、1年目から軌道に乗せたい、そのためには成功している人の話を聞いて、自分もその通りやればいいんじゃないか、そんな欲も出て来ます。
そこで、合格前から見つけていた開業セミナーへの参加をワクワクして待っていました。

そのセミナーに参加したのは、7月6日のことでした。
すでに売上を大きく上げている5年目以上の先生から、仕事の取り方や事務所運営、経費についても聞くことが出来ました。

ただし、それは5年目以降のお話でした。
私が知りたいのは、最初に何をしたら今の売上に繋がったのか、ということでした。

1年目はこんなことをして、最初の売上はこんな感じで、この出来事をきっかけにこうなって、そして2年目に繋がって行った。
そんな話が聞きたいなと思いました。

その気持ちは、開業後も忘れないようにし、1年目にやったことを毎日まとめておくようにしていました。
いつか私自身が、1年目、2年目の話を開業セミナーを開催して話そうと、その時から考えていました。

とは言え、その日のブログには、前向きな内容しか書きませんでした。

思いつくままに開業準備を進めていますが、1つやっていなかったことがありました。
それは、事業計画です。

こんなことをやって行きたい、こんな風に活動して行きたい、そういうものはまとめていますが、売り上げ目標など、数字や人員計画については、具体的な計画は立てていませんでした。
開業前に具体的な数字を入れて、1年目から10年目までの計画を立てたいと思います。

また、気になっていたブランドについて、私は「相模原の行政書士」で売って行きたいと思っていたのですが、もっと業務内容の特徴を入れて行ければと思います。
これは、徐々に、、、ですかね。
特に地元で活動する上で、「相模原の行政書士です」と言っても、でしょうね、という反応になりそうですよね。

セミナーでは、経費や売り上げについても、かなり具体的なお話が聞けました。
参考にして、しっかり計画を立てたいと思います。

セミナーの後の懇親会では、先生を始め、開業準備中の方、開業し立ての方、司法書士をやりながら行政書士の資格を取った方、もう少し会社勤めを続ける方、色んな方とお話しすることができました。
名刺を交換して、「あ!横溝先生のブログで紹介されてた方ですね!」と、言ってくださった方も、、、。
さすがカリスマ講師!!影響力あります。

私はあまり社交的じゃないですし、人と上手に話せる方でもありませんが、共通の話題があると、ついつい色々話してしまいますし、すごくパワーをもらえた!と感じ、元気になれます。

得意じゃないとか、知ってる人がいないとかは考えず、これからも今日のようなセミナーには積極的に参加したいと思います。

<原文のまま>

 

待ち望んでいた開業セミナーでは、たくさんの開業準備中の方と知り合うことが出来ました。
今でも近況を報告し合う人もいます。
このような会は、やはり重要だと思います。

退職したばかりの7月始めは、ワクワクしかなかったことなどありませんでした。
不安も感じていたはずですが、今思えばその不安は、何も分かっていない時の不安なので、すぐにワクワクで消えてしまい、私の頭の中のほとんどは夢と希望でいっぱいでした。

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