行政書士開業準備のことを書こう その11電話番号を取得

行政書士開業準備のことを書こう その11電話番号を取得

行政書士という資格は、合格するとすぐに開業できる数少ないものです。
すぐに開業できるため、経験や実績がないままスタートする人が多く、多くの人が開業直後に途方に暮れます。
なぜなら、開業にはルールや正解がなく、何をしたらいいのか、自分で決めないといけないからです。

もちろん私も、開業直後に途方に暮れた一人です。
何とか開業3年目に、業界10%の年商1000万を達成しましたが、今考えると、数々の失敗の中で、安定した売上のつくり方を手に入れたおかげです。

今日はそんな私の開業当初の行動について、失敗談も含めお伝えします。
開業を迷っている方、開業して途方に暮れている方に、少しでもお役に立てると嬉しいです。

看板に入れる電話番号を取得

事務所の賃貸契約をし、スケルトンの内装の打合せを終え、看板も取り付けることになりました。
建物の目立つ場所に看板が設置できるようになっていて、これは付けない手はないと思い、事務所名の入ったロゴマークを大きく印刷してもらおうと考えました。

ふと他の階の看板を見ると、電話番号とWebサイトのURLが!
よく考えたらこの看板、宣伝効果がありそうです。
電話番号くらい入れておきたい!そう思い立ち、慌てて電話番号を取ることにしました。

電話番号はいくつか選べたのですが、FAX番号も一緒に取るとなると、似た番号がいいのか、まったく違う番号がいいのか、その辺で取る番号が変わります。
私は一番違いで取りたいと思い、連番で取れる番号を選択しました。
連番で取れる組み合わせは2つしかなかったので、ちょっと意外でしたね。

それでは今回も当時のブログで振り返ってみましょう。

内装の工程表も出来上がり、看板の取り付けはお盆明けだなと思っていたところ、ある疑問が。
あれ?看板って、会社の名前だけでいいんだっけ?

見ると、他の階の看板には、電話番号とURLが!
そりゃそうですよね、
せっかく分かりやすく看板を出すのに、連絡先が分からないなんて、、、ね。

慌てて電話番号を取る手続き始めたのですが、仲間から勧められ、IP電話に決めました。
NTTから電話番号を取りながら、契約はプロバイダーとするため、初期費用が安く済み、インターネットの契約も同時に出来ます。

夜だったにも関わらず、サポートセンターと電話もつながりました。
申し込みはネットから出来ます。
便利ですね~。

今週中にNTTから連絡が来るそうですが、電話番号の取得には、1週間以上かかるだろうとのこと。
とりあえず、今月中には取れそうなので、看板発注には間に合いそうです。

許認可申請など、役所によっては、まだまだFAXを使わないと話にならないことが多いと聞きます。
定款の電子認証にしても、先に公証役場にFAXすること、と書いてあります。
FAX機能のついた電話機を買って、電話はモバイルに飛ばしてもらえるサービスを使えばいいですよね。

最初の1年間は割引もあるようですし、市外局番から始まる電話番号の方が、やはり信用度が高いように思います。

番号が決まったら、名刺やちらし、会社パンフレットなどの作成も、本格的に始めたいと思います。

<原文のまま>

ところがこの電話番号取得後、電話線の設置時に問題が発生します。
それはまた、別の回で書きますね。

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