行政書士開業準備のことを書こう その10知人からの相談

行政書士開業準備のことを書こう その10知人からの相談

行政書士という資格は、合格するとすぐに開業できる数少ないものです。
すぐに開業できるため、経験や実績がないままスタートする人が多く、多くの人が開業直後に途方に暮れます。
なぜなら、開業にはルールや正解がなく、何をしたらいいのか、自分で決めないといけないからです。

もちろん私も、開業直後に途方に暮れた一人です。
何とか開業3年目に、業界10%の年商1000万を達成しましたが、今考えると、数々の失敗の中で、安定した売上のつくり方を手に入れたおかげです。

今日はそんな私の開業当初の行動について、失敗談も含めお伝えします。
開業を迷っている方、開業して途方に暮れている方に、少しでもお役に立てると嬉しいです。

会社設立の相談を受ける

開業準備をしていると、前職場の友人たちが聞きつけて、会社を作ろうと思っているとか、独立ってどうなの?とか、ちょっとした相談を受ける機会が多くなります。
そんな中、7月の初めの飲み会で会社を作りたいという知り合いに会い、アドバイスが欲しいと言われました。

知り合いの悪いところだと思いますが、無料で知識をもらいたいという姿勢でした。
それでも会ってみて良かったと思ったのは、自分の知識不足が分かったからです。

何事も実践あるのみです。
今でも知識不足を感じることがありますが、すべては経験が解決してくれると、月日が過ぎて感じています。

それでは今日も、開業準備中のブログを掲載します。

昨日は私の退職祝いを開催してくれるということで、昨年すでに退職した人と、退職せずに仕事を続けている人と、3人で、久々に色んな話をしました。
すでに退職した人は、仕事が入ったため会社を作るとのことで、8月から始動したいため、私に会社設立の手続を頼みたいから、早く会っておきたかったそうです。

ごめん、やっと登録申請が済んだところで、行政書士として活動できるのは、9月かもと、話しましたが、必要書類とか、そういうもので協力できると思うとも話しました。

もともと勉強家な友だちなので、会社設立に当たり、色々勉強しているようでした。
自分で手続できるだろう、という雰囲気に満ち溢れていました。

そんな中で、LLPだとか、LLCだとか言われ、社労士試験勉強真っ只中の私には、チンプンカンプン。
確かに英語で聞くと、そういう意味ねーとなりますが、そもそも会社法で出てきた覚えのない言葉。

その時に、
「えー!そんなことも知らないで開業するの!!」 
と、痛い一言をいただきました。

はい、その通りです。
行政書士って、資格取得の勉強と実務がつながらないから、これから必死に勉強しないと、仕事にならないんです。

この痛い指摘、開業して、お客様が来てからじゃなくて、本当に良かったと思います。

実務の勉強道具は色々そろえているので、社労士試験が終わったら、集中して勉強します!
研修にも積極的に参加します!
思わぬところで、いい刺激をいただきました。

今日は少し、会社設立について調べたのですが、昨日友だちが話していた中に、間違っていることも見つけたので、参考になりそうな書式と一緒にメールしようと思います。
何か役に立てることは、きっとあるはずですから!

<原文のまま>

 

ホントにこの時は、LLCが合同会社で、LLPが組合ということもよく分からず、その後、慌てて勉強しました。
開業準備中に分かり、助かりました。

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